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税理士にもバッジがある!? バッジの由来や入手法について

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資格・試験
税理士にもバッジがある!? バッジの由来や入手法について

税理士や会計士、弁護士など、国家資格の士業には、職種ごとに権威と責任を示す「バッジ」があります。日本語でいえば、徽章ですね。

そこで今回は税理士のバッジについて調べてみました!

税理士バッジとは?

税理士は国家試験である税理士試験を突破すると、「税理士バッジ」をもらいます。これは合格後にすぐに渡されるのではなく、交付式に参加した際に直接手渡されるものです。バッジの裏には税理士の登録番号が刻印されています。

税理士バッジのデザインは、大蔵省造幣局が作成した「桜花の図」と呼ばれるものです。このデザインに定められたのは、いまから62年前の1956年(昭和31)のこと。税理士法改正に伴い、税理士業務を行おうとする者は、税理士登録を行い、かつ、税理士会に入会しなければ、原則として業務が行えない、強制入会制へと移行。これを機に日本税理士会連合会では、統一会員章(税理士バッジ)を制定しました。

バッジを見てみると、黒色の半球型の上に金色の桜の花が載っています。「会章の外側を縁どる円は、日本の『日』を示し、日を追って限りなく進行(隆昌)することを意味しています。紋様の桜は日本の国花である桜をあしらっている」そうです(東京税理士会の50年史より)。

ちなみに、交付式で授与されるバッジは銀製ですが、プラチナ製のものも購入できるといわれています。そのお値段は、約1万5,000円! より一層、威厳を表したいという人は買っておきたいと思うかもしれませんね。

かっこいいデザインのバッジで、税理士であることの誇りがにじみ出るものなので、当然、税理士の方はみなさん常に身につけている……と思いきや、実際は若手税理士を中心に着用率はそんなに高くないようです。

せっかく素敵なバッジなのだから、ぜひ税理士のみなさんには身をつけておいてもらいたいですね。

<ココまでのまとめ>

・税理士バッジのデザインは「桜花の図」と呼ばれるもの。
・交付式の際に直接授与されて、裏には登録番号が刻印されている。

気になるほかの士業のバッジ

ちょっと気になるのは、税理士以外の「士業」のバッジです。税理士のものと比べてみると、どうなのでしょうか? 早速、見てみましょう!

<公認会計士 バッジ>

公認会計士も税理士と同様に、公認会計士の身分を証明する「会員証」(バッジ)が1人につき1個配付されます。日本公認会計士協会は、業務を行う際は着用するように求めています。

バッジのデザインはというと、金色と黒色の正方形が交互に並んでいます。日本公認会計士協会の資料「新会員証のご案内」には、「正方形の集合により構成されるダイナミックな面の中心を楕円で切り取ったデザインです」、「趣意: 正方形は“安定感”を持つ図形であり、その連続は経済社会の安定を守る公認会計士の連帯を表しています。さらに、その中心を切り取ることで、ひとりひとりの公認会計士の個の力を表現しています。また、正方形が構成する楕円は“グローバルなイメージ”を感じさせる図形であり、世界経済を守る公認会計士の誇りを表しています」とあります。

<弁護士 バッジ>

弁護士が胸につけている記章(バッジ)は、外側にひまわり、中央にはかりがデザインされています。ひまわりは自由と正義を、はかりは公正と平等を追い求めることを表しているそうです。 

それぞれの人がもつ人権の重さは平等で、それをはかる「天秤」がモチーフになっているところが何とも弁護士のバッジらしいですね。

「会計士 バッジ」、「弁護士 バッジ」で検索すると、実物の画像もたくさん出てくるので、税理士の方はぜひ税理士バッジとどう違うのか比べてみては?

<ココまでのまとめ>

・会計士のバッジは「安定感」を意味する正方形がモチーフになっている。
・弁護士のバッジに描かれる天秤は人権の平等さを表している。

もしも紛失してしまったら?

最後に、もしも税理士バッジを紛失してしまって、「つけたいけど、つけられない……」と悩んでいる方のために、再交付の方法を紹介します。

バッジが再交付されるケースは、「亡失」、「損壊」、「税理士法上の処分による業務の停止期間が終了した」および「税理士法第43条の規定に該当しなくなった」場合の4つがあります。

郵送での取り扱いは原則なく、税理士本人が税理士会に来会することが条件となっていて、いずれも再交付手数料は5,000円となっています。それぞれのケースで必要な書類を見ていきましょう。

○「亡失」の場合
 ・税理士会員章再交付願 1通

○「損壊」の場合
 ・税理士会員章再交付願 1通
 ・損壊したバッジ(会員章)を添付

○「税理士法上の処分による業務の停止期間が終了した」場合
 ・税理士会員章再交付願 1通

○「税理士法第43条の規定に該当しなくなった」場合
 ・税理士会員章再交付願 1通
 ・印鑑(認印)
 ・税理士証票

ちなみに税理士は、バッジ(会員章)に代えて、税理士会員略章(略章)を着用することが可能です。略章の入手方法は以下の通りです。

○略章の貸与を受ける場合
 ・税理士会員章貸与申請書 1通
 ・印鑑(認印)
 ・税理士証票

○略章の亡失または損壊した場合
 ・税理士会員章略章亡失損壊届 1通
 ・印鑑(認印)
 ・税理士証票

○手数料
 ・使用手数料 20,000円

こちらもバッジの再交付と同様に、税理士会に直接税理士が来会する必要があります。

<ココまでのまとめ>

・バッジを紛失した場合、再交付を依頼することができる。
・税理士はバッジの代わりに略章をつけることも可能。

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