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Q
税理士事務所・法人への就職活動を始めました。一般的なキャリアパスを教えてください。
20代男性です。税理士試験の会計科目に合格しているので、税理士事務所・法人への就職活動を始めました。でも、スタッフになるとどんな仕事をするのかが把握しきれていません。一般的なキャリアパスを教えてください。


A
税理士専任キャリアアドバイザーの回答
ここでは、試験に合格している、または勉強中であるため知識はあるけれど、実務未経験の方を対象に話を進めさせていただきます。
一般的な税理士事務所・法人の仕事の流れを説明しますと、大まかに4つのステップに分かれます。
(1)お客様の会社=クライアントの会計資料(領収書、売上・仕入のデータ等)を預かる。
(2)預かった会計資料を見ながら、仕訳を会計ソフトに入力する。
※最近はスキャナで会計資料を読み取り、自動で仕訳を生成し、それをチェックする場合もあります。
(3)1カ月の試算表(貸借対照表・損益計算書)を仕訳から作り上げ、クライアントの社長・担当者に実績の報告を行う。
(4)1〜3を毎月繰り返し、1年経った時点で決算を行う。
このプロセスをつつがなくこなせるようになることが、税理士事務所・法人における最初のステップです。請求書など、専門学校などでは学ばなかった知識も身につけなければいけないので、初めは苦労するかもしれませんが、数字に慣れていればすぐできるようになります。ある程度仕事がこなせるようになったら、給与計算や税務調査の立ち会い、司法書士・社会保険労務士・弁護士といった他士業と連携した業務など、任せてもらえる仕事の幅が広がります。
税理士事務所・法人の最大の特徴は、キャリア形成のかなり早い段階から経営者と会い、抱えている問題と向き合いながら仕事をすることになるかもしれません。利益や節税、税金という、ある意味会社の経営に一番大事な要素を一手に引き受ける以上、責任は重大です。最初から気負うことはありませんが、「クライアントの悩みに自分なりに考えて応えたい」という気持ちは忘れないでください。
最初は仕事がうまくこなせなくて悩むこともあるでしょう。そういうときは、先輩社員と協力しながら、クライアントの問題解決を目指すようにしましょう。税理士事務所・法人での仕事があなたのキャリア形成にきっと役立つはずです。
マイナビ税理士では、税理士業界専任のキャリアアドバイザーがキャリア面談・職務経歴書の作成、面接対策もサポートしています。現在のご状況を伺った上であなたの今後のキャリアについてご支援しますので、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

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税理士専門のキャリアアドバイザーに相談したい方へ
I氏は都内の会計事務所にて勤務されていた税理士試験の科目合格者の方で、2科目合格しており、税理士試験の受験を続けるために前職の会計事務所へご入社をされました。
前職へのご入社はエージェントなどを利用せずお一人で転職活動を進められていましたが、御入社後、面接時に聞いていた条件や就業環境とは違う事務所の対応に困惑をされていました。
しばらくはその状況で勤務を続けてこられたI様でしたが、一旦抱いた不信感をぬぐうことが出来ず、ご転職することを決意されました。