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Q
税理士の転職は30歳を過ぎると求人が一気に少なくなるようなので、未経験での転職は厳しいと聞き焦っています。
現在26歳です。今は製造業の企業に勤務していますが、ここ数年会社の業績が低迷しており、希望退職を募っています。以前から税理士の仕事に興味をもっていたこともあり、これから税理士を目指そうかと考えています。今のところ、26~29歳は今の仕事を続けながら税理士試験の会計2科目と税法1科目の合格を目指し、30歳になったら仕事を辞めて、大学院に進学して学位免除を受けようと考えているのですが、この計画だと税理士試験に合格するのが最短で32歳になるので、そこから税理士事務所・法人への就職活動を始めるのは少し遅いのではないかと心配しています。一般的には、30歳を過ぎると求人が一気に少なくなるようなので、未経験での転職は厳しいと聞き焦っています。実際に動いてみて、税理士事務所への就職が難しくなった場合、どう修正すればいいかなども含めて、アドバイスをいただければ幸いです。
A
税理士専任キャリアアドバイザーの回答
大学院に行って、学位免除を受けるというプラン自体は悪くないでしょう。最近では大学院側も、働きながら勉強する社会人の受け入れを積極的に行っています。平日の夜間と土日で単位を修得できる学校や、通信教育とスクーリングの組み合わせで単位を修得できる学校もあるので、うまく選べば仕事との両立も可能です。まずはキャリアを中断せず勉強を続けられる形を探ってみましょう。
それにあたり、次の2点について考えてみてください。
第一に、目標設定です。「26〜29歳までに、税理士試験の会計2科目と税法1科目に合格したい」とのことですが、3年間で合計3科目に合格するのはなかなか厳しいです。これを会計2科目に絞れば、計画通りに進められる可能性がぐっと高まります。うまくいけば、合格を1年前倒しにできるかもしれません。
第二に、転職のタイミングについてです。おっしゃる通り、30歳を過ぎると未経験での転職は厳しくなります。これは税理士業界においても同じなので、できることなら、会計2科目に合格した時点で、税理士事務所・法人で働き始めることを目指しましょう。
マイナビ税理士では、税理士業界専任のキャリアアドバイザーがキャリア面談・職務経歴書の作成、面接対策もサポートしています。現在のご状況を伺った上であなたの今後のキャリアについてご支援しますので、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
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I氏は都内の会計事務所にて勤務されていた税理士試験の科目合格者の方で、2科目合格しており、税理士試験の受験を続けるために前職の会計事務所へご入社をされました。
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しばらくはその状況で勤務を続けてこられたI様でしたが、一旦抱いた不信感をぬぐうことが出来ず、ご転職することを決意されました。