S氏は税理士として大手税理士法人にて勤務をされていました。業務自体には問題はないものの、働き方や、社内の待遇についてのご不満をお持ちでした。入社後、長く働いていることで得た信頼がある半面、自身の境遇について、都合よく使われてしまっているのではないかと感じ、転職をお考えになられていました。

具体的には勤務時間や年収、キャリアパスのへの透明性を求めてご転職をお考えでございましたので、 業界や職種を変更することも考え、ご自身でも求人情報をお探しになられていましたが、どの求人にも強いご興味をお持ちいただけていない状況でした。

面談では本当にやりたいこと、本当に解決しないといけないことを整理させていただき、結果としては同業と同じく大手税理士法人へ転職しつつ、環境をリセットするのが一番ご希望に近いという結論に至りました。

M様は会計士として監査業務に従事していらっしゃいましたが、クライアントにより近い位置でサービス提供していきたいと考え、税務へのキャリアチェンジを果たし、大手税理士法人にて法人税務に従事してこられました。
業務をされていらっしゃる中で時代のニーズから、クライアントから相続や事業承継のご相談を頂く事が増え、よりクライアントのお困り事に答えるためには、相続のスキルを身に付けていきたいと志望するようになりました。現職でも相続業務をしている部署はありますが、組織が縦割りでしがらみもあり、希望する部署への異動はかなりハードルが高いものである為、転職する事を決意されました。

Q1転職前の職務内容をお教えください

会計事務所において税理士補助業務に従事。数十件の担当先一般法人の月次訪問や決算、また個人の相続税、所得税計算等を行っていました。
相続税の深刻では実務を行いながらセミナー開催の補助やメンバーの進捗管理を行なっていました。スポット業務のため、日常業務との兼ね合いが難しく、また仕事を様々な人に依頼しなければならず上司や後輩との信頼関係を構築するため工夫をしました。

Q2転職を考えたきっかけは何ですか？

今の環境では経験できない会計、税務業務のスキルを習得したいと考えたから。
また、中小企業を本当に支えることのできるコンサルティング能力(特に財務周り)を身に付けたいと考えたから。女性ならではの環境の変化に対して柔軟な考えを持ったトップの方で周りもそれに対応できる環境で働きたいと考えたから。

Q3転職に際して、不安に感じたことがあればお聞かせください

これまでは地元では働いていたので通勤時間と残業の兼ね合いが心配だった。年齢的に子供が出来た時の事を考えてなかなか転職に踏み切れなかった。現在の年収の8割くらいは維持したいと考えていたので希望を叶えた転職ができるか不安だった。

Q4 Q3の不安について、キャリアアドバイザーからアドバイスはありましたでしょうか？

選考中と内定後に転職先企業と相談する場を設けてもらえた。正直に通勤時間と残業の件を代表の方に相談でき不安が解消された。
女性の方が担当してくださったのでいずれは子供が欲しいと思っていることなども正直に相談できた。初めからそれらに対応できる会社を選定してくれたし、最終的に転職を決断出来なかった時、背中を押してもらえた。

Q5入社を決意された理由をお教えください

実際に案件があり、新しいスキルを身につけるチャンスがあり、経験することができると感じたから。
トップもそこで働いている方も柔軟な考えを持ち、仕事や職場をよりよくして行こうという意志があると感じたから。また理念があり仕事の本質がブレないと感じたから。

Q6マイナビ税理士をご利用になった感想をお聞かせください

仕事の内容、働き方、年収共に満足のいく転職先が見つかったから。
また転職を迷った時に適切なアドバイスをもらえた事。キャリアアドバイザーの方と一緒に活動していなければ巡り会うことのない企業だったと思うし、転職の決断ができなかったように思う。