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秋田県仙北市が市税などのスマホ納付システムを導入
2018/05/02

秋田県仙北市は5月1日より、市民税・県民税や固定資産税、軽自動車税、保育料などの納付書に記載されたコンビニ収納用のバーコードをスマートフォンで読み取ることで、クレジットカードで払う仕組みを導入すると発表した。

システムは秋田銀行と組んで整備する。専用アプリのダウンロードは不要で、スマホから市の専用サイトにアクセスし、カメラで納付書のバーコードを読み取り、クレジットカード番号などを入力する仕組みという。

納付金額1万円につき、108円のシステム利用料がかかる。銀行やコンビニに行かずに自宅で払える利便性を訴えることで収納率を上げる狙いがあり、市長は「市民の煩わしさが解消し、納税環境が改善する」、秋田銀行の頭取は「キャッシュレスを推進するのが時代の流れだ」と、その意義を強調した。納付書読み取り方式の導入自治体は大阪市などに続き5番目で、市税のクレジット収納に関しては秋田県内で初めての試みになるという。

編集部からの一言

岩手県は5月から自動車税のクレジットカードによる納税をスタートする。インターネットを通じて24時間いつでも納税できるようにすることで、期限内納付の推進と徴収率の向上を期待しているという。具体的な方法は、「岩手県税納付サイト」にアクセスし、自動車税納税通知書(納付書)に記載されている「納付番号」と「確認番号」の入力を行ったうえ、クレジットカード情報の入力を行う。キャッシュレスが少しずつ進む世の中で、ますますこの流れは強化されていくだろう。

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