TKCが「TKCチャット」の提供をスタート
2018/04/04
株式会社TKCは、税理士事務所向けに提供する「税理士事務所 オフィス・マネジメント・システム(OMSクラウド)」のオプション機能として、4月2日より「TKCチャット」の提供を開始する。
TKCチャットでは、税理士事務所での利用に特化したチャットツールとして、これらのリスクを解消しつつ、会計事務所内のコミュニケーション速度の向上を図るといい、その特長は次の4点。
①「使用人等に対する監督義務」を遵守するため、事務所内におけるTKCチャット上の全てのやりとりを所長が閲覧できる、②メッセージ、添付ファイルなど全てのデータを、端末ではなくTKCのデータセンター上で保持するため、職員の個人端末にも安心して登録できる、③パソコンとスマートデバイスで利用が可能なほか、グループ機能などにより事務所内での迅速な情報共有が可能、④紛失・盗難時や退職職員の利用を停止でき、情報漏えいリスクを低減。
TKCは、これらサービスの提供を通じてTKC全国会会員の生産性と業務品質の向上を支援し、税理士事務所の発展に寄与していくという。
編集部からの一言
「TKCチャット」のサービスがはじまる背景には、スマートフォンの普及があるという。近年、無料のSNSやチャットツールの利用率は増加の一途をたどっていて、会社に無断でビジネスに利用するケースも増えている状況だ。そのため、誤送信やアカウントの乗っ取りなどによる情報漏えいのリスクが危惧されている。そこでTKCが打ち出したのが、「税理士事務所での利用に特化したチャットツール」であるTKCチャットだ。今後、さらに情報漏えいのリスクに対応するサービスは増えていくだろう。
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