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北陸税理士会が北国銀行と業務連携
2017/05/10

北陸税理士会の石川県内五支部は2日、北国銀行と中小企業の支援を目的とする「業務協力に関する連携協定書」を締結した。連携協定書の内容は

①中小企業等の育成に関する情報交換及び企画・立案
②経営相談会等の開催
③その他中小企業支援に寄与する事業

の3点で、両者が中小企業支援等のために連携・協力を強化し、地域経済の発展に寄与する狙いがある。

北国銀行の浜崎英明専務は「連携を密にして経営相談や地域経済発展に取り組む。高度な専門知識が必要な税務に関する相談は多く、コンサルティングの中で多様なニーズに応えていきたい」と話し、北陸税理士会の平野豊会長は「事業承継は地方にとって喫緊の課題。協定は大きな力になる」と意気込みを述べた。

近年、銀行には中小事業者から事業承継に関する税務面の相談が増えているため、北国銀行は税理士会とタッグを組むことで実効力のある支援を実現する。締結式には税理士会五支部の支部長も出席した。

編集部からの一言

税理士会の「連携」が続く。4月下旬には近畿税理士会と滋賀県信用保証協会が“近畿初”となる連携を結んだ。この連携は中小企業・小規模事業者の経営の安定及び経営基盤の強化を目的として、保証商品の開発や研修・セミナー等への講師派遣、地域における経済情報、動向等に関する定期的な情報交換などを行うという。両者は以前から関係機関の会議で意見を交わす間柄であり、緊密な連携により中小企業支援の拡充を図る狙いがある。

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