KPMG税理士法人

社会の状況に合わせて働く環境を整えていく柔軟さがKPMG税理士法人の特徴

AMS(アカウンティング マネジメント サービス) 太刀岡様×ICT(インターナショナル コーポレート タックス) 青木様

PROFILEプロフィール

子育てと仕事を両立する秘訣を伝授する”パパママ”対談AMS(アカウンティング マネジメント サービス) 太刀岡様×ICT(インターナショナル コーポレート タックス) 青木様

社会の状況に合わせて働く環境を整えていく柔軟さがKPMG税理士法人の特徴

共働きが当たり前の時代になりましたが、専門職として働きながらの子育てには職場の理解が欠かせません。
小学校1年生のママと管理職を両立させる太刀岡様と、0歳児の時育児休業を取得し現在も在宅勤務のメリットを活用して育児参加する5歳児のパパの青木様。
KPMG税理士法人で税務の専門家として活躍しながら、どのように働くママ・パパとしての日常をやりくりしているのかについて、お話をうかがいました。

学生時代から税理士を志し、ダブルスクールで資格取得を目指す

お2人が税理士になろうと思ったきっかけは?

――税理士を志すようになったきっかけを教えてください。

太刀岡さん:高校時代に将来の進路を考えた時、結婚・出産しても働き続けたいという思いがあり、そのためには資格を持っていたほうがいいだろうと考えました。その選択肢のひとつが、税理士という職業です。

ただ、あまり早い段階で決めてしまうのもどうかと思い大学では幅広く学ぼうと経済学部へ進学しましたが、2年生からは資格試験の専門学校へも通い税理士試験の勉強を始めました。

青木さん:大学1年次の時、講義のなかで税理士の方のお話を聞くことがあり、税理士という仕事に興味を持ちました。2年次からは資格取得のための専門学校へも通って税理士試験の勉強を始め、在学中に2科目を取得しました。

――大学卒業後は、どのような道に進まれたのですか。

太刀岡さん:大学時代に2科目合格したのですが、勉強することが好きで、もう少し専門性を磨いてから社会人になりたいという思いがあったこと、卒業時は就職氷河期だったことなどが重なり大学院へ進学しました。

いまになってみると大学院で会計や監査についても学べたことで、幅広い知識のなかから税務を検討でき強みになっていると感じています。大学院時代の恩師から「得意分野を見つけて好きなことを磨いていくともっと楽しいよ」 という言葉をいただいて、専門性を持った上でさらに自分の得意分野を磨いていきたいと思うようにもなりました。

 

(太刀岡さん)

青木さん:私は大学卒業後、地元である名古屋の税理士法人に就職しました。当時のクライアントは個人事業主や中小企業が多かったため、自分ひとりでクライアント先へ行き決算作業をしたり、社長と直接お話させていただいたりといったこともあり、いま思えば貴重な経験ができました。ただ5年近く経つと業務にも慣れ、もう少し大きな企業の税務申告に関わりたいという気持ちが大きくなってきました。当時の所長に相談したところ、そんな気持ちを後押しする言葉をいただき、プライベートでも結婚という転機と重なったことから東京へ行くことを決めました。

なぜKPMG税理士法人に?

――KPMG税理士法人を選んだ理由を教えてください。

太刀岡さん:大学院卒業時には3科目取得していましたが、社会人経験なし実務未経験の状態での就職でした。さまざまな部門があり専門性が高い税理士法人を希望するなかでKPMG税理士法人に決めたのは、オフィスツアーに参加させていただいた時にパートナーや先輩方のお話を聞き、風通しのいい組織であることが伝わりましたし、何よりも税務の仕事に誇りを持って取り組んでいらっしゃる姿が印象的でした。また他部署との連携が多いという点も、社会人経験がない私にとってはいろいろな経験を積みながら得意分野が見つけられるのではないかと考えました。

青木さん:せっかく東京へ行くのだからBIG4を目指したいと考え、試験を受けさせていただきました。KPMG税理士法人から最初に内定をいただいたということもありますが、面接でパートナーの方とお話しさせていただいて、ぜひ入社したいと思いました。というのは、BIG4のパートナーの方に直でお会いすることがもちろん初めてでしたので、面接前からかなり緊張していたのですが、面接に入ると丁寧かつ柔らかに話を聞いてくださいました。直感なので上手く言葉にできないのですが、いい組織だろうという雰囲気が伝わってきたんです。

なぜKPMG税理士法人に?

(青木さん)

――入社後はどんなお仕事に携わられたのでしょうか。

青木さん:ドメスティックなクライアントばかりだった前職とは違い、現在は主に国際税務を担当するICT(インターナショナル コーポレート タックス)に所属しています。国際税務とは企業が国 や地域を越えて行う取引や投資に関して各国の税制に対応しながら適正な税務処理を行う仕事で、移転価格税制への対応、二重課税の回避、タックスヘイブン対策など、各国の税制を考慮して、税務申告や税務アドバイスを提供するといったことが主な業務です。

太刀岡さん:私も入社後5年ほどは、ICTに所属していました。最初は海外との英語でのカンファレンス内容が分からないなど大変なこともありましたが、先輩方にフォローしていただきながら、なんとか仕事で活用できるまでになりました。

そんな時、プライベートで相続税申告に関わる機会がありました。税理士だからわかるだろうと聞かれても経験がないので答えられず、こういう分野もあるんだということを知りました。そこでAMS(アカウンティング マネジメント サービス)への異動を希望し、現在に至ります。AMSの主なクライアントは中堅企業で、月次や四半期決算の支援や各種税務申告書の作成をはじめ、事業承継や相続のアドバイスなどを行います。ICTではクライアントと接することが少なかったので、直接お話しできるいまの環境は気に入っています。

育児休業や時短勤務を利用して仕事と子育てを両立

コロナ禍がきっかけで働き方にも変化

――育児休業の取得状況を教えてください。

太刀岡さん:AMSへ異動して3年目に出産し、現在は7歳、小学校1年生です。5月生まれですので翌年の3月まで育児休業を取得し、4月から仕事へ復帰しました。育児休業はこれまでも取得している先輩方がいらっしゃいましたので、環境としては恵まれていたと思います。ただ当時はコロナ禍前でしたから毎日出社していたので、時短勤務とはいえ時間のやりくりには気を遣いました。

青木さん:子どもは現在5歳、2020年10月生まれです。妻が出産後3ヵ月くらいで早めに職場復帰を希望しておりましたので、4月に保育園に入園するまでの2021年1月から3月まで私が育児休業を取得しました。幸いにも子どもは夜寝かしつけると朝までまとまって寝てくれていたためその点はよかったのですが、それでも最初は慣れないことばかりでとにかく大変でした。

太刀岡さん:コロナ禍以降は出社が週1、2日くらいになったことも、子育てとの両立にはとても役立っています。AMSはクライアントを訪問することも多いのですが直行直帰などもしながら、できるだけ16時には業務の区切りを付けられるよう工夫しています。というのは小学生になった今も、時短勤務を継続しているんです。「小1の壁」といわれますが、小学校は保育園とは生活サイクルが変わり違った大変さがあります。16時と17時は1時間の違いですが、大きな差があることを実感しています。

コロナ禍がきっかけで働き方にも変化

青木さん:コロナ禍で在宅勤務をする環境が一気に進んだことは、仕事と子育ての両立を可能にするという意味では大きく影響したのではないでしょうか。自宅で業務が完結できるようになったことで、子育てに関わることができる時間は確実に増えました。妻もフルタイムで働いているので、いまもスケジュールを調整しながら時間をやりくりしています。熱を出したりして急にお迎えに行かなくてはいけないこともあるんですが、そんな時はチームのメンバーにひと声かけて抜けさせていただくこともあります。それを許容してくれる環境には、本当に助けられています。

太刀岡さん:在宅勤務のいいところは、どうしても外せない子どもの行事があった時などは時間外に仕事をすることで調整できることですね。専門職なので繁忙期はどうしても忙しくなりますが、そこは時間管理をしっかりすることを意識しています。

KPMG税理士法人で働くパパ、ママに関する制度はどんなもの?

――働くパパ、ママの就業環境について教えてください。

太刀岡さん:入社して15年目になりますが、社会の状況に合わせて制度をきちんと整えている組織だなということは感じます。「グローバルサーベイ」という働く環境についてヒアリングをするシステムが毎年あり、社員の声が反映され働きやすい環境に進化しています。たとえば、デュプティマネジャー という制度ができて、管理職も小学校6年生まで時短勤務が可能になりました。いまの私にとって、仕事と子育ての両立を大きく後押ししてくれている制度です。

青木さん:男性側から見ても、育児休業を取得した経験がある先輩がいることはとても心強かったです。手続きの進め方はもちろん、いろいろ相談させていただきました。仕事以外の面でもつながりがある働きやすい部署です。
また育休申請のために人事部の方とやり取りさせていただきましたが、手続き面や知識面(具体的には法人の育休規定内容の確認、育休申請・育児休業給付金の申請、休業中の給与・社保の手続き、最終出社日・復職時の手続き、保育施設入所の際の就労証明書発行など)においてメールで対応していただいたり、オリエンテーションを実施していただいたりするなど、多大なサポートをいただきとても感謝しております。

ランチタイムに人事部が不定期に企画するライブ配信で、子育てなどに関するテーマを取り上げることもあります。私も育児休業がテーマだった時に、取得したタイミングや取得前後の業務について、子どもが誕生してからこれまでの生活などについて話をさせていただいたことがあります。

KPMG税理士法人で働くパパ、ママに関する制度はどんなもの?
 

太刀岡さん:これからパパ、ママになる人たちにとって、ロールモデルになれるといいですよね。私は働くママとしては年次が上の方になるので、働き過ぎると「自分にはできるだろうか」と不安に思うという声も聞いたので、女性として働きやすい環境を切り拓いていけるようにしようということは常に考えながら仕事をしています。

働くパパ、ママが働きやすい組織はキャリアを長期的に見通せる

長期的にキャリアを築くことを目指す人にとって魅力的な組織

――KPMG税理士法人へ入社を考える人へのメッセージをお願いします。

青木さん:業務面では私が入社したころと比べても、さらに伸び伸びとやりたいことができる環境になってきていることを感じます。また、男性の子育て参加についても理解があり両立しやすいです。国際税務の専門家としてはもちろん、人生において長期的にキャリアを築くことを目指す人にとっては魅力的な組織ではないでしょうか。

長期的にキャリアを築くことを目指す人にとって魅力的な組織

太刀岡さん:社会人未経験で入社した私に対しても仕事を任せるスピードが速く、一歩が大きいと感じました。速度は早いですがしっかり面倒を見てくれる先輩がいますし、専門性やスキルが高く、 目標となる方がいっぱいいらっしゃいます。

女性の場合、出産はブランクになりますが、挑戦する気持ちがあれば公平に評価してもらえる環境です。専門職なのでもちろん大変なこともありますが、やりがいを感じられる仕事ですからぜひ応募していただきたいです。