EY税理士法人

大学在学中に税理士試験合格。憧れのEY税理士法人でキャリアをスタートしました!

GCR(Global Compliance & Reporting)シニア 加藤様

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GCR(Global Compliance & Reporting) シニア加藤様

大学在学中に税理士試験合格。憧れのEY税理士法人でキャリアをスタートしました!

学生時代に税理士試験の勉強をスタートした加藤様は、2度のチャレンジで5科目合格を果たし、EY税理士法人に新卒入社を果たしました。
数ある税理士法人のなかから EY税理士法人を選んだのは、オフィスツアーや合同説明会での印象がとても良かったからだと語ります。
受験勉強の思い出や、入社から現在までの道のり、そして今後の展望など、さまざまな話をお聞きしました。

EY税理士法人で活躍する先輩たちに憧れ、入社を決意

学生時代、2回のチャレンジで税理士試験5科目合格を果たす

私は大学1年生の時に税理士試験の勉強を始め、在学中に5科目合格しています。

まずは、大学で開講していた「簿記」の資格取得支援講座を受講し、1年目の冬から税理士の予備校に通い始めました。「簿記論」と「財務諸表論」の勉強からスタートし、その翌年、「所得税」の勉強を追加。さらに、大学2年生の1月から「固定資産税」と「住民税」の講座も受講するようになりました。

初めて税理士試験を受けたのは、大学3年生の時です。結果は「所得税」「簿記論」「財務諸表論」の3科目に合格。「固定資産税」は残念ながら不合格でした。そこで、受験科目を「住民税」に変更。大学4年生の時に「住民税」と「法人税」の2科目に合格しました。

短期間で5科目に合格できたのは、最後まで高いモチベーションを維持できたからだと思います。予備校の先生が学生思いで、全力で私たちの未来を応援してくれたこともあって、「まだ勉強できる」「もう1科目追加しよう」と、良い意味で自分を追い込みながら勉強に専念できました。

もちろん、サークルやアルバイトを辞めて勉強一本に絞るなど、意識的に勉強に専念できる環境に身を置くよう心掛けました。当時の受験資格の関係で、大学3年と4年の2回しか受験チャンスがなかったのですが、1度目のチャレンジで3科目合格できたことで確かな手ごたえを感じられ、自信をもって2度目の試験に臨むことができました。

 
オフィスツアーや合同説明会の印象の良さが、入社の決め手

オフィスツアーや合同説明会の印象の良さが、入社の決め手

実は、私は早い段階から「EY税理士法人に入社しよう」と決めていました。EY税理士法人のオフィスツアーに参加した時の印象がとても良かったからです。まだ学生で税理士の業務を理解できていなかった私に、オフィスツアー担当の社員が丁寧に説明してくれたのをよく覚えています。税理士のキャリアや将来性について話してくれた後、「これは私自身の見解なので、さまざまな人に話を聞いてほしい。アンテナを立てて幅広い情報を集めることが大切だよ」と付け加えてくれました。フラットな視点で話してくれた社員の姿がとてもかっこよく、ぜひ入社したいと思ったのです。

その後、3科目合格した時点で税理士法人の合同説明会に参加したのですが、ここでの印象もEY税理士法人が突出して良かったですね。熱心に私の話を聞いてくれて、さらに入社への意欲が高まりました。

EY税理士法人は幅広いサービスを展開していますが、どの部署に配属になったとしても、全力で頑張ろうと決めていました。当時、私の心にあったのは、「幅広い業務を経験しながら、自分の強みを見つけたい」という思いでした。

商社や流通、メーカーなど、約10社の申告書作成業務を担当

半年間のインターンを経て、2022年に入社。実務と勉強のギャップを実感

入社は2022年の4月ですが、前年の9月からインターン生として現場で研修を受けてきました。配属先は申告書作成やアドバイザリーサービスを提供するGlobal Compliance & Reporting(以下・GCR)で、不動産及び金融業界以外のクライアントを担当するチームに入りました。

EY税理士法人では、スタッフやマネージャー数名でチームを作り、申告書作成業務を進めていきます。流れとしては、ジュニアスタッフが申告書のドラフトを作成し、シニアスタッフがレビューをした後、マネージャーが最終チェックをします。

私は商社や流通、メーカーなどのクライアント10社を担当しています。学生時代は試験勉強の一環として法人税を学んできましたが、実際に申告書作成業務を担当してみると、やはり実務と勉強は大きく違うと感じています。業種ごとに特有の論点があり、その都度、検討していく必要があります。例えば海外に拠点を多く持つクライアントの中にはタックスヘイブン対策税制(J-CFC)の検討が必要なケースもあり、この分野に詳しい先輩がフォローしてくれます。しっかりと実務を積んでいき、1日も早くこれらの論点にも対応できるようになりたいと思っています。

半年間のインターンを経て、2022年に入社。実務と勉強のギャップを実感

税理士として成長できるよう、全方向からサポートしてくれる

EY税理士法人は人材育成に力を入れていて、私もインターン生時代から手厚いサポートを受けてきました。例えば、マネージャー1名とスタッフ4名で「カウンセリングファミリー」というユニットを組み、毎週1対1のミーティングを行ってくれます。現在、どんな案件を担当しているのか。業務量は適切なのか。業務全般について聞いた上で、「業務量が多い」と判断した場合は担当業務を調整してくれることもあります。

また、担当案件の進捗(しんちょく)状況を報告すると、難しい論点に関してアドバイスを受けることもあります。入社から1年がたち、徐々に難しい案件も担当するようになった私にとって、この制度は何よりもありがたいですね。

申告書の作成は時に手順通りに進まないこともあり、ある税務上の処理をするためクライアントに資料提出を求めたら、「まだ資料をまとめていなかった」ということもあり得ます。机上ではなく、現実だからこそ、何度もやりとりを重ねて初めて必要な書類を入手できることもあるわけです。新米税理士の私にとって、このようなクライアントとのやりとりを新鮮に感じながら、一方では「少しずつでも、クライアントの要望に応えられるようになりたい」とモチベーションが高まっていくのを感じています。

 

さまざまな強みをもった税務のプロから、直接指導を受けられる

皇居ランや登山など、先輩とは公私ともに交流を深める関係

EY税理士法人は税務に関する豊富なサービスラインをもっていますが、風通しが良く部門間の交流が活発です。実際、配属先の先輩はもちろん、他部門の先輩にも気軽に質問できます。私自身、移転価格についてわからないことが出てきた時、他部門の先輩に問い合わせた経験があります。公私ともに仲良くしている先輩もたくさんいて、休日になると先輩と一緒に皇居ランをしたり、登山を楽しんでいます。

優しく面倒見の良い先輩が多く、どの先輩もインターン生の頃から「わからないことがあったら、どんどん聞いてね」と声をかけてくれました。当時はわからないことだらけだったので、先輩の優しさが身に染みました。

しかし、私がEY税理士法人に入社して良かったと感じるのは、これだけではありません。前述のタックスヘイブン対策税制(J-CFC)をはじめ、さまざまな強みをもった税務のプロフェッショナルと一緒に働けることに、一番の魅力を感じています。経験したことのない業務に携わることがあっても、そのたびにその分野に強い先輩がフォローしてくれるので、とても勉強になります。

皇居ランや登山など、先輩とは公私ともに交流を深める関係

じっくりと受験勉強に取り組み、税務を深く理解する姿勢をもつこと

入社から1年たちましたが、まだまだ尊敬する先輩や上司には遠く及びません。まずは税理士として幅広い案件を担当しながら、いつか先輩のように「自分の強み」となる分野を見つけたいと思っています。

今、この記事を読んでくださっている皆さんの中には、私と同じように学生時代に税理士試験の勉強を始めた方もいらっしゃると思います。また、働きながら税理士試験合格を目指している方もいらっしゃることでしょう。いずれにしても、5科目合格までの道のりは長く、多くの努力を必要とします。時間がない分、「効率よく勉強しよう」と考える方もいるかもしれませんが、私自身は「効率ではなく、勉強の量でカバーしよう」という考えで勉強に臨んできました。

例えば5時間かかる勉強を効率よく取り組めば、3時間で済むかもしれません。しかし、そのような勉強では税務の本質を理解できないと思うのです。5時間かかるのであれば、その5時間を全力でテキストと向き合い、徹底して理解を深めていく。このような勉強を続けてきたからこそ、大学在学中に5科目合格できたのだと思います。

皆さんも可能な限り、勉強に時間を割いてください。税理士試験の勉強で身に付けた専門性が、必ず役立つ時が来ます。

これまで何度も話してきたように、EY税理士法人には良き先輩・良き上司がたくさんいて、若手税理士の未来を全力で応援してくれます。皆さんがEY税理士法人への入社を検討していただけたら、とてもうれしいです。