青山綜合会計事務所

「4科目合格の段階で青山綜合会計事務所に入社。上司のサポートを受けながら仕事と受験勉強を両立させ、1度目の挑戦で税理士試験を突破しました。」

スタッフ 大澤様

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スタッフ大澤様

「4科目合格の段階で青山綜合会計事務所に入社。上司のサポートを受けながら仕事と受験勉強を両立させ、1度目の挑戦で税理士試験を突破しました。」

税理士試験科目のうち、最難関と言われる「法人税法」。科目合格者の私は、転職を考えるにあたって、「法人税法の勉強と仕事の両立は難しいのでは」という懸念がありました。その心配を払拭してくれたのが、青山綜合会計事務所。面接時、上司から「うちで働きながら、法人税法に合格した先輩もいる」という言葉をいただきました。生命保険会社を退職し、アルバイトを続けながら科目受験にチャレンジし、地元の会計事務所で経験を積んだ私は、新たなキャリアを築くフィールドとして、青山綜合会計事務所を選んだのです。

 

生命保険会社時代に税理士を目指し、 地元の会計事務所に勤務後、青山綜合会計事務所へ。

大学卒業後、生命保険会社に勤務していた頃のことです。「より経営に近い仕事がしたい」「自分自身の専門性を高めたい」という思いが高まっていき、転職を検討するようになりました。当時、私が思い描いたのは、学生時代に所属していたラグビー部の活動のこと。

部員も少なく弱小部でしたが、私はキャプテンとして部を束ね、仲間と力を合わせてチームの力を強化していくことで、試合に勝てる強いチームにしていきました。小さな組織だったラグビー部が強くなって勢いにのっていくプロセスを目の当たりにした私は、これを会社に当てはめ、「中小企業を支援する」というビジョンを描くように。この思いを実現できる職業として、税理士を選びました。

生命保険会社を退職後、実家がある名古屋に戻り、家庭教師のアルバイトをしながら税理士の受験勉強を2年半続け、3科目に合格。名古屋の会計事務所に転職し、1年半にわたって中小企業の税務代行を担いました。15名ほどの小さな組織で、法人税はもちろん、経営者の所得税や相続税まで、あらゆるニーズに応えていましたね。アットホームな良い環境ではありましたが、「受験勉強で学んだ知識を活かすことができているだろうか」という疑問もありました。

そこで、再度転職を検討するように。税理士として、より専門性の高い業務を行ってみたいと考えていた私は、ちょうど、相続税の税制改正の時期だったこともあって、「相続税に強い事務所」を志望。たとえば、資産管理会社を設立し、法人税と所得税、相続税の税額をトータルでミニマイズする提案をするなど、相続税に関連した専門性を高めていくことを考えていたのです。

一方、相続税に限らず、興味・関心のある会計事務所も積極的に探していきました。その中で気になったのが、青山綜合会計事務所です。青山綜合会計事務所が得意とするSPCの管理業務は、私が当初考えていた資産管理会社と役割が似ています。すでに地元の会計事務所から内定をいただいていたのですが、「今までと違うこともやってみたい」という気持ちもあり、内定を辞退。

唯一のネックは受験勉強との両立で、受験科目のうち「法人税法」を残していた私は、仕事との両立が難しいのではないかと懸念していました。ただ、この心配もすぐに払拭できました。青山綜合会計事務所には働きながら受験勉強をしている先輩がたくさんいますし、面接時に「働きながら法人税に合格した先輩もいる」という言葉が、背中を後押ししてくれました。

 

「上司のあたたかなサポート」と 「学習環境の確立」が合格の勝因

青山綜合会計事務所に入社するにあたって、私は税理士試験合格までの戦略を打ち立てました。まず、平日は通勤時間と昼休みを利用して理論を覚え、それ以外の時間帯は仕事に集中。土曜日は受験勉強をせずに休息に充て、日曜日に専門学校に通いました。授業が終わってからも専門学校の自習室で夜9時まで勉強。調子が良い日はファミレスに移動して、11時過ぎまで勉強することもありました。これを入社後の半年間、続けました。

5月から試験日までの「直前期」は試験モードに切り替え、受験勉強を優先させていただきました。専門学校の授業を平日にシフトし、土日は受験勉強に集中。上司も最大限に配慮してくださり、専門学校の授業がある日は、やり残した業務があっても、「私がやっておくから大丈夫。行ってらっしゃい」と笑顔で送り出してくれました。上司の支援と努力のかいがあって、入社後1度目のチャレンジで法人税に合格。2018年2月に、晴れて税理士登録を済ませました。

仕事に集中できる環境を築き、業務に支障を来さない範囲で受験勉強に取り組んできたので、仕事面でもたくさんの学びがありました。入社以来、SPC(特別目的会社)の会計記帳及び税務申告を中心に携わってきましたが、当初思っていた以上に、法人税、消費税等の幅広い論点を経験することができ、例えば、法人税の重大論点である「みなし配当」「グループ法人税制」「組織再編税制」などによく遭遇しました。受験勉強で触れたことはあるが、実務として経験したことがなかった分野をたくさん経験できており「受験勉強で学んだことを活かしたい」という当初の希望が叶い、とても刺激的な毎日を過ごせています。

また、私はたまたま最初についた上司が海外の案件に強かったこともあり、海外の投資家が絡む案件を多く担当しています。海外のお客さまはシンガポールやマレーシア、香港、タイ、アメリカ、ルクセンブルクなど広範囲にわたっており、日常的にお客さまとメールでやりとりをしているため、常に「グローバルな仕事をさせていただいている」という実感もあります。

 

海外のお客さまに向けて、 日本の会計税務に関する知識を英語で発信していく

海外の案件を担当していると、よくお客さまから日本の会計税務に関する質問をいただきます。日本への投資を考えている海外のお客さまが、日本の会計税務の仕組みを知りたいと思うのは当然のこと。質問に丁寧にお答えすると、矢継ぎ早に関連した質問をされることもあり、こうしたやりとりから関心度の高さを実感しています。

しかし、日本の会計税務を海外のお客さまに英語で説明できる税理士は、意外と少ないように思います。縁あって海外の案件に多く関わってきたのですから、ぜひ、この分野を極めて、将来は「日本の会計税務に関する知識を、英語で海外のお客さまに発信していくことのできる税理士」を目指したいですね。お客さまが日本に投資をするための判断材料として、正しい情報をしっかりと提示していけたらと願っています。

また、青山綜合会計事務所はシンガポールとフィリピンにもオフィスがあり、現在、会計記帳を海外オフィスに移行するためのプロジェクトが進行中です。私はこのプロジェクトに参加しており、業務フローの確立やマニュアルの作成などを進めています。今後もこのプロジェクトを進めていき、業務の効率化や人材不足解消の一助となれたら嬉しいです。

SPCの会計記帳、税務申告という業務は、ほとんどの方にとってあまり馴染みのない業務かもしれません。しかし、非常に多くのことを勉強させていただく機会があり、知的好奇心が旺盛な方には大変やりがいのある業務だと思います。これから先、国内外のさまざまなお客さまに、より一層貢献していくためにも、青山綜合会計事務所に興味を持ってくださった税理士や科目合格者の方に、ぜひ入社を検討していただきたいですね。

私たちは会計税務のプロとして、その専門性をお客さまの事業に役立てることがミッションとなります。わからないことを曖昧にしない「誠実さ」と、お客さまに貢献したいという思いをカタチにしていく「積極性」を併せ持つ方なら、きっと当法人で活躍いただけると思います。もちろん、海外の案件に関心のある方も大歓迎です。青山綜合会計事務所には、英会話スクールの費用を一部負担してくれるほか、フィリピンでの海外語学研修などもあるので、安心して飛び込んできてほしいですね。