青山綜合会計事務所

「会計分野にAIを導入。自動化は、「さらに上の業務」をメンバー一人ひとりが実現できる最大のチャンスです」

パートナー 池田様

PROFILEプロフィール

パートナー池田様

「会計分野にAIを導入。自動化は、「さらに上の業務」をメンバー一人ひとりが実現できる最大のチャンスです」

私が青山綜合会計事務所に入社したのは、2004年のこと。車のリース会社に勤務していた頃に税理士を目指し、「専門性の高い分野を担い、その道のエキスパートになりたい」という願いから、SPC(Special Purpose Company=特別目的会社)の会計・税務を含めた事務管理サービスをトータルに提供している青山綜合会計事務所への入社を決意しました。

現在、SPCの会計・税務を担う部門のグループマネージャーを務めていますが、近年は海外投資家のお客さまが増加傾向にあり、今後ますますニーズが高まっていくと予想しています。未来の青山綜合会計事務所を担う若き税務のプロを育てることもまた、グループマネージャーである私の大切な使命です。

 

SPC業務を担う青山綜合会計事務所が、 お客さまから確固たる信頼を得てきた理由

ファイナンシャルビジネスサービスグループは、証券化に関わるSPCの設立や会計・税務、事務管理、解散・清算までをワンストップで提供する専門部隊です。青山綜合会計事務所は設立当初からこの証券化に関わるサービスを提供しており、私は主に不動産や再生可能エネルギーを中心とした案件と、ローンアドミニストレーションや役員派遣を担当する、2つのグループのグループマネージャーを務めています。

主に不動産や再生可能エネルギーを中心とした案件を行っているグループのメンバーは総勢21名と社内で最も規模の大きなグループで、クライアントも国内の企業から海外の機関投資家まで多岐にわたっています。200件前後のSPCを管理しており、案件数も多いため、各案件の管理はマネージャーに大部分を任せ、グループマネージャーの私はグループ内の大口案件とマネジメントを中心に業務を行っております。

メンバーの指導・育成には特に力を入れており、定期的に面談を行ってメンバー一人ひとりの目標達成度を確認。本人の目標に対する意識や希望を、その都度ヒアリングして、今後の業務内容に落とし込んだり、現場での指導に繋げています。

SPCの会計・税務はニッチな分野ですが、経済に大きな影響を及ぼすクライアントを相手に、税務のプロとして、高度な専門性を求められる場面が多く、そこで得られるやりがいは非常に大きいと感じています。法改正によりスキームも変化していきますし、お客さまの問い合わせ内容も簡単に答えられないものが数多くありますので、そこに税務のプロとしての力量を発揮できるチャンスがあるのです。

税理士として積み重ねてきた経験が活かせる仕事ではありますが、そこにプラスアルファの想像力や整理力、確認する力も必要です。もちろん、税務の条文を読み込んでいく力も求められます。お客さまのニーズを捉えた上で、税務のプロとして答えを導き出していけるのは、この仕事ならではの醍醐味と言えるでしょう。

資産の証券化には、アレンジャーやレンダー、投資家など、さまざまな専門家が関わっていますが、SPCの管理・運営に携わる税理士には、「SPCの透明性を担保する」という責務があります。そもそも、不動産や再生可能エネルギーなど、さまざまな資産の証券化に伴って設立するSPCには、税務・会計以外にも関連する法律や経済動向など幅広い知識が求められます。私たち青山綜合会計事務所は、これらすべての情報を検討した上で、真にクライアントのためになる提案を行っています。この姿勢が評価され、今日の青山綜合会計事務所があると思っています。

専門性が高く、しかも広範囲にわたる知識が必要なため、一朝一夕でスキルが身につくわけではありません。私自身、多くの案件を担当しながら「この事業を成功に導くために、税務のプロとして何ができるか」を徹底的に追求してきました。もちろん、これはほかの税理士達も同じです。その結果として質の高いサービスを提供することができ、お客さまから確固たる信頼を得ているのです。

SPCは資産の証券化により、利益を生み出し、投資家への配当をすることを目的としています。しかも、太陽光をはじめとする再生可能エネルギーなど、環境への負荷軽減を実現する資産の証券化も少なくありません。不動産の証券化であれば、商業施設やオフィスビルなどの建設を通じて、地域のインフラ整備に貢献することができます。「社会に貢献している」という実感が得られるのも、SPCの会計・税務に関わる醍醐味であるように思います。

 

自由かつチャンスに満ちた風土こそ、 青山綜合会計事務所の強み

さきほども申し上げましたが、私はもともと車のリース会社に勤務しており、仕事で税理士と関わったことから税務の道を志すようになりました。同社で経理部門に異動して税理士の勉強を始め、大学院在籍中に青山綜合会計事務所に就職しました。入社は2004年で、その翌年に税理士資格を取得しています。

青山綜合会計事務所を選んだのは、「人とは違った分野を極めよう」と思ったからです。アソシエイトからスタートし、3か月でスタッフに昇格。自ら立ち上げに携わった部門と証券化に関わる部門のグループマネージャーを兼務するなど、様々な経験を積み、現在は現職に専念しています。

青山綜合会計事務所に入社して現在に至るまで一貫して感じるのは、「自由かつチャンスに満ちた風土」です。キャッシュマネジメントグループの立ち上げプロジェクトに参加させていただいたほか、採用関連の業務にも携わり、就職説明会をはじめとするイベントの企画を自分たちで考えていました。また、証券化に関わる案件を担当する中で、何度も課題にぶち当たり、その都度、お客さまと一緒に解決の方法を考えていったのも良い思い出です。

先日も、あるプロジェクトの立ち上げに向けて、公認会計士や行政書士、弁護士とミーティングを行ったばかり。さまざまな分野の専門家が英知を結集させて、証券化を実現する――入社当初は、税務以外の専門家とここまで深く関わることになるとは思ってもいませんでした。

嬉しいことに、多くのお客さまが証券化にあたって「SPCの管理を青山綜合会計事務所にお願いしたい」と言ってくださいます。前述の通り、お客さまの信頼があるのは、グループのメンバー一人ひとりが、「案件を成功させるために、証券化業務のプロとして何ができるか」を常に考え、責任をもって仕事をしているからだと自負しています。私自身も部下に対して、「お客さまはこのようなご要望をもっていらっしゃるだろうから」という前提で、仕事の進め方や判断の方向性を指導するよう心がけています。

 

お客さまの課題と真摯に向き合い、専門性を発揮して答えを導く。 SPCの会計・税務を担う上で大切なこと

当社は海外の案件も多く受注しており、私のグループでもシンガポールや香港、タイの投資家と取引しています。国内案件に加えて海外案件も年々、増加傾向にあり、海外のお客さまのニーズに応えることも青山綜合会計事務所の大切なミッションとなります。

今後は、「投資のプラットホームでアジア知名度ナンバーワン」を目指して、アジアのお客さまが日本に投資する際、「青山綜合会計事務所に運営を任せたい」と思ってくださるような関係構築を強化していく方針です。そのためには、会計・税務の専門知識や、証券化に係わる法的知識に加えて、海外のお客さまと日常的なやりとりができるレベルの語学力も必要となっていくことでしょう。一人ひとりが自覚をもって自己研鑽に励み、全員の力でこの目標を達成していけたら嬉しいですね。

特に近年はAI関連のニュースが報道されていますが、青山綜合会計事務所ではすでにAIを業務に組み入れるプロジェクトが進行中です。クラウドの会計ソフトを導入し、どのオフィスでも会計業務ができる環境を整備構築中です。SPC関連の案件も、私たち東京オフィスだけでなく、福岡やシンガポールのオフィスと連携しながら進めていきます。

「AI導入により、仕事がなくなってしまうのでは」と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、私たちはそのような考えに否定的です。なぜなら、AIで入力などの業務の自動化が実現すれば、メンバーそれぞれが「さらに上の業務」を目指し、実現することができるからです。AI導入による自動化のメリットは、「プロフェッショナルとして、証券化や法律等の知識を高める時間に充てられる」「お客さまとの関わりをより良く出来る」など、数多くあると思います。

SPCの会計・税務に興味がある方には、ぜひ、青山綜合会計事務所への入社を検討していただきたいですね。私たちが求めているのは、担当する案件に対して、責任をもって取り組んでいく姿勢を持った方です。繰り返しになりますが、SPC業務は求められる専門性が高く、法的知識や経済動向などの知識も必要です。私たちは常に新しい知識を吸収しながら専門性を高めていますし、その結果として自分自身の成長だけでなく、「お客さまの期待に応え、事業を成功に導く」という醍醐味を感じていることを、これから入社する皆さんに知っていただきたいですね。

加えて、チームで動く仕事ですから、社内外のさまざまな人々と良い関係を作りながら、案件を成功に導いていく姿勢も必要です。また、扱う額が大きく、わずかな間違い1つでも大きな影響が出てしまうため、常に確認を怠らない慎重さも求められます。

これらすべてのスキルを最初から身につけるのは大変ですし、私たちもそれぞれ得意・不得意があります。これから入社する皆さんも含めて、グループのメンバーで互いにフォローをしながら青山綜合会計事務所ならではの強みを発揮し、国内外のお客さまに貢献していけたらと願っています。