青山綜合会計事務所

「メーカーの設計職から税務のプロに方向転換。2度目の転職で、理想の会計事務所と出会いました」

リーダー 清水様

PROFILEプロフィール

リーダー清水様

「メーカーの設計職から税務のプロに方向転換。2度目の転職で、理想の会計事務所と出会いました」

理工学部出身の私が、税務の道を目指す。180度の方向転換とも言えるこの選択を話すと、驚かれる方もいらっしゃいます。実際、私自身にとって大きなチャレンジでした。幸いなことに、良き仲間、良き先輩、良き案件に恵まれました。

お客さまに信頼いただくことで大きなやりがいを感じ、自己研鑽を続け、実績を上げることで、役職も上がっていきました。青山綜合会計事務所には意欲あるアソシエイトやスタッフにチャンスを与える風土があり、若きアソシエイトがキャリアを築く上で理想の職場と言えるでしょう。

 

理工学部出身の私が、税務の道を選んだ理由

学生時代の専攻は電気工学で、友人の多くが専門分野を活かした職種に就いています。私も同様で、自動車機器や店舗機器関連のメーカーに就職。業務用冷蔵庫に特化した事業部に配属となり、主に商品の設計や評価試験などを担当してきました。

60名ほどの社員が属する大きな部署で日々、業務に取り組みながら、「設計の仕事は楽しいけれど、もう少し人と関わりのある仕事に就きたい」という気持ちが芽生えてきました。また、一従業員として、事業部の経営がどのように行われているのか把握しづらい環境であることも気になっていました。

そんな時、税理士だった祖父のことを思い出しました。子どもの頃から祖父を見てきましたから、税理士は身近な職業だったんですね。そこで、メーカー在籍中に簿記の勉強を初めたところ、「これはおもしろい」と実感。3年弱勤務したメーカーを退職して、都内の会計事務所に転職しました。顧客は個人事業主や中小企業などで、決算書の作成を中心に幅広い税務のニーズにお応えしていたのですが、時間的拘束が長く、受験勉強の時間を作るのが難しかったため、別の会計事務所への転職を考えるように。

当時、在籍していた会計事務所は10名ほどの小さな組織だったこともあり、「ステップアップしたい」という気持ちもありました。そこで、本格的に転職活動をスタートし、「100名以上の組織」に絞って検討。加えて、「入力などの業務がいずれAIに代替される」と言われている時代に「税務のプロとして何ができるか」を考え、一般的な会計事務所にはない専門性の高いサービスを手がけている組織を探していきました。

青山綜合会計事務所は、役員も含めて会った方全員に「良い印象」を抱きました。主観なので説明が難しいのですが、「すごく感じの良い人たちだな」と思ったのです。これが入社する第一の決め手となりました。そして、「不動産証券化に関連する部門に配属になる」という話しをいただいたことが、第二の決め手となりました。

当時は「不動産証券化」に関する知識がほとんどなかったのですが、「これまで経験したことのない新しい分野に挑戦できる」と感じました。こうして2016年1月、青山綜合会計事務所に入社。アソシエイトからキャリアをスタートさせました。

 

専門性を高め、お客さまに貢献する。 やりがいと自身の成長を常に実感

青山綜合会計事務所のファイナンシャルビジネスサービスグループには5つのグループがあり、私はSPCの設立から管理・運営、SPCの解散にともなう清算まで一手に引き受けるAグループに在籍しています。不動産などの資産を証券化する際、その資産の管理のみを業務内容とする組織としてSPC(特別目的会社)を設立します。

SPCは従業員を持たず、アセットマネージャーの意向に沿って組織を運営していきます。税務自体は一般の事業会社と同様ですが、銀行や弁護士、司法書士など、さまざまな業種の専門家と関わりながら税務を進めていく点に、SPC管理の特徴があります。

入社したばかりの頃は何もわからない状況だったので、とにかく必死になって業務を覚えていきました。経験を積むことで少しずつ専門性が磨かれていき、証券化のプロジェクトを立ち上げたアレンジャーから問い合わせをいただくことが増えていきました。「この処理について聞きたいんだけれど」といった質問はもちろん、「こういうスキームを考えているんだけれど、どう思う?」と意見を求められることも。自分を頼っていただけたのが何よりも嬉しかったですし、こうした問い合わせに答える度に自分自身の成長も感じるようになりました。

また、前職では税法の知識があれば大抵の案件に対応できましたが、SPCの場合は「資産の流動化に関する法律」などの知識が求められます。分厚い契約書を読み込み、条文にあたって確認し、「法律でこのように定められているから、SPCが成り立っているんだ」という発見が何度もあり、この仕事ならではの楽しさを感じるようになりました。

青山綜合会計事務所はSPCの管理・運営という分野において長い歴史と実績があるので、お客さまに対してこの強みをアピールすることができます。日頃から金融市場の動向をチェックするなど、常に自己研鑽が求められますが、専門性を発揮できる今がとても楽しいですし、いつしか、「青山綜合会計事務所で長く働きたい」という思いを抱くようになりました。

 

広く貪欲に知識を吸収し、 経験を重ねてこそ、専門性が高まっていく

私が「長く青山綜合会計事務所で働きたい」と思うようになったのは、職場環境や風土の良さも影響しているかもしれません。青山綜合会計事務所は面接時の印象通り、人柄の良い先輩や上司が多く在籍しています。風通しも良く、アソシエイトでも気軽に発言できる雰囲気がありますね。

執務スペースを見ていただければわかると思うのですが、社長を始め、役員も同じスペースに机を並べています。フロアに壁がないので、上司や先輩、後輩達が働いている姿を見渡すこともできます。このような環境があるので、担当案件で疑問点などが出てきた時にも気軽に声をかけられるし、気軽にミーティングができます。いつでも気軽に話せる仲間が多いのも、青山綜合会計事務所の良い所だと思います。

そして、青山綜合会計事務所は、努力を重ね、実績を打ち出したスタッフを正当に評価してくれます。私自身、アソシエイトからキャリアをスタートしましたが、入社3か月でスタッフに昇格し、2018年4月からリーダーを務めています。リーダー昇格の内示を受けたときはびっくりしましが、会社が私を評価してくれたことが嬉しかったですし、この期待にしっかり応えていきたいと強く思いました。

振り返ってみると、入社当時お世話になった先輩は、担当案件で忙しい中、常に私の質問に丁寧に答えてくれました。上司も話しやすい関係を築いてくれたので、わからないことがあったらすぐに聞くことができました。しかも、私の質問に対して、答えをすべて教えるのではなく、「ここの条文を調べてみるといいよ」とヒントを提示してくれました。

非常に恵まれた環境の中で経験を積んできたので、リーダーになった今、今度は私自身がグループの部下達に私が学んできたことを還元していきたいと思っています。もちろん、私自身の専門性をさらに磨き、お客さまに対してもより一層、貢献していきたいですね。理想は、「青山綜合会計事務所の清水に聞けば必ず答えてくれる」と思っていただけるような関係を築くこと。部下や後輩には、お客さまと信頼関係を築く楽しさも伝えていきたいですね。

税理士を目指している方や、転職を検討している税理士の皆さんには、いろいろなことに関わっていく好奇心を大切にしてほしいですね。特にSPCの管理・運営では、会計・税務以外にも資金管理や契約書の捺印業務といった庶務業務もサービスに含まれます。「会計・税務だけが仕事」と思わず、広く貪欲に知識を吸収し、経験を重ねることでこそ、専門性が高まっていくのだと思います。