デロイト トーマツ税理士法人

デロイト トーマツ税理士法人で築いてきたすべての経験が、今の私の土台となっています

タックスマネジメントコンサルティング(TMC)部門 シニアマネジャー 赤澤様

PROFILEプロフィール

タックスマネジメントコンサルティング(TMC)部門 シニアマネジャー赤澤様

デロイト トーマツ税理士法人で築いてきたすべての経験が、今の私の土台となっています

学生時代、公認会計士試験に合格した赤澤様は、BIG4監査法人で経験を積んだ後、中堅税理士法人に転職。税務の道を歩むようになりました。デロイト トーマツ税理士法人に転職したのは、2013年のこと。その後、税務のプロセス改善や連結決算導入の支援などに携わり、みるみる頭角を現していきます。


そんな赤澤様は、2021年秋に設立されたばかりの部門で新たなスタートを切りました。税理士として歩んできた道のりと、新設部門にかける想いをお聞かせいただきました。

公認会計士から税理士へキャリアチェンジ。デロイト トーマツ税理士法人で新たなスタートを切る

学生時代に公認会計士試験に合格。監査法人を経て、税理士にキャリアチェンジ

私は公認会計士としてキャリアをスタートし、その後、税務の道にキャリア転換しました。公認会計士試験に合格したのは大学4年生の時で、BIG4監査法人に就職。その後、公認会計士試験の修了考査を終えるタイミングで税務の道に進もうと決意し、中堅税理士法人に転職しました。


転職先の税理士法人では、事業承継のアドバイスや株価評価から上場企業の決算・申告税務の支援まで幅広く経験しました。希望通り税務に携わることができ、仕事にやりがいを感じていたものの、次第に物足りなさを感じるようになりました。もっと大規模なクライアントを担当してみたい。より難易度の高い法人税務に携わってみたい。このような思いが、私の心に芽生えてきたのです。

 
クライアントと同じ方向を向き、経営課題の解決に資するサポートを

クライアントと同じ方向を向き、経営課題の解決に資するサポートを

そもそも、私が会計士から税理士へキャリアチェンジしたのは、「クライアントに寄り添いながら、経営課題の解決に貢献していきたい」と思ったからです。公認会計士が従事する監査業務は、第三者の立場としてクライアントと向き合います。


一方、税理士はクライアントと同じ方向を向いて決算・申告業務を支援し、クライアントにより近い立場になって税務相談に応じます。この点に惹かれたことが、税務の道を選んだ最大の決め手になっています。


転職活動ではBIG4税理士法人を中心に検討しましたが、特に重視したのが先輩のアドバイスです。知り合いを通じてデロイト トーマツ税理士法人の税理士と話す機会があり、その方と税理士としてのキャリアを話す中で「きっとうちの法人と合うと思う」と太鼓判を押してくれたのです。


実際に法人説明会等でリクルート担当者に会ってみて、その言葉の意味がわかったような気がしました。自由な風土があり、若手税理士が生き生きと活躍している様子も伝わってきて、迷わず転職を決めました。

デロイト トーマツ税理士法人で、希望していた通りのキャリアを築く

アソシエイトからスタートし、現在のキャリアにつながる土台を築く

デロイト トーマツ税理士法人に転職したのは、2013年10月です。配属先はビジネスタックスサービス部門(以下・BTS)で、中堅税理士法人での税務経験が1年程度と短かったため、アソシエイト職からスタートしました。申告業務や相談業務など広く携わってきましたが、振り返ってみると、シニアアソシエイトに昇格した頃から積み重ねてきた経験が、現在のキャリアの土台になっているように思います。


アサインいただいた案件はどれも当時の私の能力の一歩上をいくもので、案件に携わるたびに、成長実感を得られたように思います。税務のプロセス改善など、アソシエイト時代には経験することのなかった案件にも数多く携わってきました。

アソシエイトからスタートし、現在のキャリアにつながる土台を築く

大手事業会社の連結納税導入や税務のプロセス改善に携わり、自分の強みを確立

シニアアソシエイト時代の経験で特に印象に残っているものとしては、「大手事業会社の連結納税導入」があります。スケジュールやタスク管理はもちろん、各子会社とのコミュニケーションもクライアントのプロジェクトリーダーの方と私が主体となって動きました。毎週のようにミーティングを設定し、各タスクを進めていくうえで発生した課題と解決策を提示し共に検討していく。これを何度も繰り返しながら、連結納税の導入を進めていったのです。


多くの場合クライアントは連結納税導入の経験がありませんが、当時を振り返ると私自身初めて検討する論点もあり、そのような状況でクライアントが気づかない課題をいち早く見つけて提示していくのは決して簡単なことではありません。ハードな業務でしたが、クライアントとのリレーションシップを構築することができましたし、プロジェクト管理のスキルも育まれました。


「大手事業会社の税務プロセス改善」も印象に残っているプロジェクトの一つです。税務のプロセスを細分化し、どの業務にどの従業員がどれだけの時間をかけているのか、それぞれ分析。現状理解ができたうえで、改善方法について検討し提示、その後クライアントの意向に沿って実行に移していきました。このプロジェクトで意識したのは、「よりよい解決策を検討する姿勢」です。例えば、現状よりも適切なツールがあるかもしれません。


一つひとつを見直し、アソシエイトと一緒に検討していき、パートナーに報告していきました。こうして、さまざまなプロジェクトに携わるうちに、似た分野のプロジェクトがあると、私に声がかかるようになっていきました。

BTSで築いた経験を生かして、新設部門のTMCへ

2021年夏、パートナーから新設部門異動の打診をいただいた時のことは、今でもよく覚えています。シニアマネジャーとして、自分に何ができるかちょうど模索していた時期でした。


新設のタックスマネジメントコンサルティング部門(以下・TMC)は、その名の通り、税務に関するコンサルティングを担う部門です。税務のプロセス改善などを通じてクライアントの経営課題をサポートしていくことを目的としています。


新設部門のサービスラインは私自身がこれまで携わってきた業務との関連が深く、新設部門への異動により、私自身の専門性をさらに高め、磨いていくことができると感じました。図らずとも、希望通りのキャリアを積むことができている。そんな不思議な印象を抱きましたが、それは何よりも、上司が私の税理士としてのキャリアを考えてアサインしてくれたことに他なりません。

 

さまざまな分野の専門家と力を合わせ、あらゆる経営課題に応えていく

尊敬する上司が教えてくれた「強みを見極めること」の重要性

かつて、転職活動を行っていたとき、デロイト トーマツ税理士法人に勤務していた先輩が「きっと、うちに合うと思う」と言ってくれた言葉の意味が、今ならわかるような気がします。デロイト トーマツ税理士法人では、常に最新の情報に触れながら新しいサービスを提示していることから、必ずしもすべての業務について手取り足取り仕事の進め方を教えてくれるわけではありません。


その代わり、個々の意思を尊重しながら、適切なタイミングで適切なアドバイスをくれます。また、優秀な上司や先輩が揃っているのも、デロイト トーマツ税理士法人らしさの一つでしょう。実際、パートナーと会話をするだけでも勉強になります。


キャリアの方向性について悩んでいた時、あるパートナーが「自分の強みを見極めないと、器用貧乏になってしまうよ」とアドバイスをくれたことがあります。今後のキャリアを見据え、やがてパートナーに昇格することを目指すのであれば、自分の強みを意識して築いていく姿勢が大切であると教えてくれたのです。


このような助言をいただけるのですから、私はとても恵まれています。

尊敬する上司が教えてくれた「強みを見極めること」の重要性

税務の専門家として、クライアントのために何ができるか。徹底して追求していきたい

TMCのメンバーは、税理士を中心にITやDX、PMOの専門家などで構成されており、自分とはまた違う「とがった強み」を持っているメンバーばかりです。「彼らと一緒に組むことで、クライアントのために何ができるだろう」と考えると、それだけでワクワクした気持ちになります。


新設の部門のため、それこそ業務ルールも私たち初期メンバーが中心となって決めていきます。部署内の仕組みづくりに携われるのはまたとないチャンスですし、一つひとつの経験がとても新鮮に感じられます。


税務が担うフィールドは非常に幅広く、また奥が深いものです。どのような会社であっても、税務の専門家として向き合っていくと、必ず経営者が気づいていない課題や潜在的なリスクが見つかります。デロイト トーマツ税理士法人にはさまざまな強みをもった税務の専門家が在籍しており、彼らの力を集結させることで、クライアントのあらゆる税務課題を解決に導くことができます。


ここに、デロイト トーマツ税理士法人で経験を積むだいご味があるように思います。新設のTMCでもデロイト トーマツ税理士法人の強みを大いに発揮して、クライアントの課題に力強く応えていきたいですね。

チャレンジ精神と好奇心旺盛に未知の領域に挑む姿勢。この二つを備えた人材を求む!

TMCは新設部門ですから、新たな領域に果敢に取り組んでいくチャレンジ精神が求められるように思います。また、ITやDX、PMOなどの専門家と組んで仕事をしていくため、好奇心旺盛に専門外の知識を吸収する姿勢も必要になることでしょう。


デロイト トーマツ税理士法人は横のつながりが非常に深く、時にはグループ内の監査法人やコンサルティング会社などと協業する機会もあります。クロスビジネスかつワンストップでサービスを提供できるのですから、これは大きな強みだと自負しています。さまざまな専門家と組んで、クライアントのあらゆる経営課題に力強く応えていく。


デロイト トーマツ税理士法人だからこそ得られるやりがいを、これから当法人に入所する皆さんと一緒に味わっていけたらうれしいです。


※TMC部門=現:タックス テクノロジー コンサルティング(TTC)部門
※所属職員や役職・内容はインタビュー当時のものになります