税理士法人 山田&パートナーズ

「保険会社の営業所長を辞して、税務の道へ。税理士として社会的使命を果たしていきたい」

パートナー 安岡様

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パートナー安岡様

「保険会社の営業所長を辞して、税務の道へ。税理士として社会的使命を果たしていきたい」

山田&パートナーズには、「山田らしさ」といわれる独自の基軸があると思います。例えば、「常に大きな欲をもとう。その欲は自分のことだけを求める欲ではなく、世のためひとのためを求める欲(大欲)をもとう。」というもの。つまり、「社会に広く貢献できるようになろう」という思いが、この言葉には込められていると思います。私は当法人に転職後、数多くの「山田らしさ」を持つ継承者と出会ってきました。

今、「税理士としてどうありたいか」と自分の胸に問いかけた時、私はこう思います。「山田らしさも含めて、自分自身がこれまで築いてきたものを、何かの形で次の世代に引き継いでいきたい」と。

 

保険会社の営業所長職を辞して、 税理士の道を目指す

大学卒業後、保険会社に就職。8年勤務し、営業所長まで務めました。営業所長は当時の私の目標でもあったのですが、実際に就任してみると、ひとつの目標を達成したような思いになり、次のキャリアを描けなくなってしまいました。ならば、別のキャリアを目指そう。そう思い、税理士試験の受験を考えるようになりました。思いきって生命保険会社を退職し、実家の近くに引っ越し、予備校に通いながら会計事務所に勤務。科目合格した後、上京し、山田&パートナーズに転職しました。

当法人に入社して5年ほど経った頃、当時の上司の後押しを受けて新事業部を発足しました。最初は私も含めて5名ほどのメンバーでスタート。現在はアシスタントを含めると15名の規模に成長しました。業務内容は税務コンサルティングがメインで、事業継承の案件が多いですね。また、海外に子会社を持つクライアントの組織再編などもあります。業務を特化するのではなく、ご紹介いただいた案件に全力で取り組む姿勢できましたので、携わってきた案件の種類は非常に多いと思います。

メンバーのバックグラウンドもバラエティに富んでいて、塾講師や製薬会社のMR、システムエンジニアなど、様々な経験を持つ者が集まっています。彼らの強みを活かせるような業務配分を心がけており、例えば、会計システム系に係るコンサルティングであれば、SEの経験をもつメンバーに任せたり。また、新たに覚えてもらいたい分野があったら、その分野に強いメンバーとチームを組成するなどしています。こうして、多種多様な背景をもつメンバー一人ひとりがその強みを発揮しながらも、幅広い知識を身につけ、お客様の要求に広く対応できる力を備えられるよう導いています。

 

若手税理士だった私を信頼し、 自由に仕事をさせてくれた上司に感謝

学生時代、就職活動を行っていた頃、私はキャリアに対する明確なビジョンが描けずに、保険会社に就職しました。現在の税理士としてのキャリアは、自ら考え、自分で選んだ道です。しかし自己分析をすると、私は決して勇気があるタイプではなく、むしろ臆病なところもあります。ただ臆病な割には、前に進むことをためらわない。この性格が、キャリアを方向転換する上で功を奏したのかもしれません。

縁あって山田&パートナーズに転職しましたが、この選択に心から満足しています。転職当時からお世話になってきた統括代表社員の三宅は懐の深い人間で、まだキャリアの浅かった私を縛り付けることもなく、自由に行動させてくれました。生保出身だからなのか、「新たなお客様を獲得したい」という意欲があり、時間さえあればオフィスを飛び出して、新規開拓を行いました。当法人は多くの金融機関とお取引がありますが、それでも開拓の余地があったんですね。だからお取引のない金融機関を積極的に訪問しました。

「山田&パートナーズの安岡と申します」とご挨拶をすると、大抵の方が会ってくださいました。当法人の信頼の大きさを実感しつつも営業活動を続けていった結果、多くの金融機関が当法人と新規お取引をしてくださるようになりました。「税理士が営業をする」と聞くと、多くの方は驚くかもしれませんが、これが私の性に合っていたのでしょう。だから自由に仕事をさせてくれた上司には、心から感謝しています。

 

山田らしさの継承者として、 社会的使命を果たしていく

当法人には「山田らしさ」といわれる独自の基軸があって、多くの社員がこの思いを継承しています。私も、上司を始め多くの諸先輩方から山田らしさを学んできました。特に会長から学んだことは本当に多く、私の仕事観を形成する上で大きな影響を受けました。会長は仕事以外にも、食事や旅行など、見聞を広める機会を数多く与えてくださり、そのたびに「会計人として、人として大きな目標を持て、そして、己の頭を使って考え、行動しなさい。」と言っていました。そして、「多くの経験をし、人としての人格を高めなさい。」と何度も話してくれました。

会長の言葉から私が学び取ったのは、「自分の成長だけを考えるのではなく、広く社会に貢献する姿勢をいだくことの大切さ」です。私たちは数多くのクライアントに税務コンサルティングを提供していますが、あらゆる視点からクライアントが抱えている課題を検討し、ベストの提案を行っていきます。これもまた、この思いが根底にあるからであり、常にクライアントのため、社会のためという視点からよりよい選択を探っていく姿勢が根付いています。「税理士としてどのように社会的使命を果たしていくか」という視点で、常に案件と向き合っています。

今、転職を検討している税理士の皆さんも、様々なバックグラウンドを持っていることと思います。その経験は、決して無駄にはなりません。必ず次のキャリアで活かせます。山田&パートナーズは、税務だけに限らず、M&Aや事業承継など、幅広い案件を手がけているので、努力次第で、皆さんがやりたいと思った分野に携わることができます。望むキャリアを築くためにも、まずは税務の基礎をしっかり学んでほしいですね。

山田&パートナーズはグループ会社も合わせると1700名ほどの規模。税理士だけでなく公認会計士や弁護士などの専門家が揃っているので、協力しながらクライアントに付加価値の高いサービスを提供しています。「クライアントのために」という思いを仲間と共有し、成果を出していきたいと考えている方に、ぜひ当法人の門をたたいてほしいですね。