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税理士法人 平成会計社

パートナー
三品様

私が平成会計社に入社した1998年は、従業員数も20名と少なく、今ほど組織の規模が大きくありませんでした。それが250名規模の法人へと成長したきっかけは、業界内でも誰もやっていなかった投資法人の設立、そしてREITの会計事務受託にチャレンジしたことだと思います。最初は不動産証券化に伴って設立する特別目的会社(SPC)の会計業務を大手不動産会社より受託したことが始まりでした。

数多くのREIT・SPCの会計事務受託をしていく中で、現在当社の得意とする上場会社の会計アウトソース(連結決算・開示サポート含む)へと繋がっていきました。あの頃のチャレンジ精神は、今も平成会計社の風土として若手スタッフに受け継がれています。当社が今後、より多くのクライアントのニーズに応えていくためにも、この風土をしっかりと下の世代へと引き継いでいきたいですね。

未知の分野にも果敢に挑み、
主軸業務へと育て上げる

REIT・SPCの会計受託業務は、平成会計社の主軸業務の一つです。私は平成会計社に入社して間もない、2000年頃からこれらの案件に携わってきました。最初に担当したのは大手不動産会社の案件で、その直後、投資信託及び投資法人に関する法律の改正により、案件数が急増しました。

当時の平成会計社は従業員数十数名の小規模な会計事務所で、しかも、税理士の業務の多くが「税務申告のサポート」や「税務顧問」であった時代です。このような時代に、「不動産証券化に伴うSPCの設立や会計業務」という未知の世界に飛び込んだのですから、「さぞかし勇気が必要だったのでは」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

確かに大変なこともありましたが、当時を振り返ってみると、フットワーク軽く新しい案件に対応していたように思います。その結果、SPCだけではなく、より難易度の高いスキームであるREITを受注することになったのです。

当時、新しいことに果敢にチャレンジしていこうとする“独特の熱気”が、当社にはあったため、17年経った、今、当社はREIT・SPC会計受託業務の第一人者として、クライアントから大きな信頼をいただいています。特にREITは、平成会計社以外では主に信託銀行などが会計事務等受託していますが、会計事務所としては平成会計社が圧倒的なシェアを誇っています。

特徴的なのは、当社がクライアントに提供している会計・税務サービスは大変幅広く、REIT・SPCの会計受託業務に限らないこと。実際、多くのスタッフがSPCの会計受託業務だけではなく本体の不動産会社の経理のアウトソースも含めて、多くの案件に携わっています。これは、「オールラウンドプレイヤーになる」という会社の考えによるもので、どのスタッフも強みとなる分野を持ちつつもクライアントの幅広いニーズに応えられる会計・税務のプロを目指しています。

平成会計社の強みを、
より多くの企業に広めていく

そもそも、私が税理士を目指したのは、「資格を取得したい」という漠然とした考えによるもの。当時、私は経営法学科で学ぶ大学生で、会計学のゼミに所属していたこともあって、学友の多くが税理士を目指していました。その流れに乗った形で、税理士資格取得のための勉強をスタートしたのです。学部卒業後、修士課程に進学。在学中に税理士国家試験を受け、簿記論に合格しました。また、財政学を専攻し、消費税をテーマにした修士論文を提出したことで、3科目が免除されました。そして、大学院を修了した1998年、平成会計社に入社。翌年、5科目目に合格しています。

修士論文の提出により3科目を免除されていた私には、「専門知識が浅い」という認識がありました。そこで、入社当初は上司の配慮により、比較的小規模な法人や個人事業主の税務申告業務を受け持ちながら実務をたたき込んでいきました。大学や大学院で学ぶ税法も面白かったのですが、実務を通じて得られる知識も新鮮で、非常に楽しかったですね。申告書一つとっても、別表の構成や作り込みに、その都度、感銘を覚えたものです。入社から2年ほど、税務申告をメインに携わってきましたが、税務の基礎となる土台をこの時期に磨くことができました。

その後、前述の通り、SPCの会計管理を中心にキャリアを築いてきました。今、私は実務を離れ、当社の会計受託業務を広く知っていただくための活動に携わっています。当社がSPCの会計受託業務に強みを持っていることは、すでに多くのクライアントにご認識いただいていますが、より多くのお客様とお取引していくためには、一層の広報活動が欠かせません。不動産証券化協会を始め、関連機関とのパイプを強化し、当社の強みを明確にお伝えすることで、新規顧客の獲得に繋げて行けたらと願っています。

若手スタッフにも
成長に繋がるチャンスを数多く与えたい

かつて、若手税理士だった頃、私は自ら手を挙げて、SPCの会計業務という新しい分野にチャレンジしました。今、同じようにチャレンジ精神旺盛に仕事に取り組んでいる若いスタッフを見ると、「成長につながるチャンスを数多く与えたい」と心から思います。

当社はREITやSPCの会計業務以外にも、事業再生・再編やM&A、事業継承・相続、国際会計、さらには医療法人の設立支援を中心としたコンサルティング業務など、幅広い案件に対応しています。大切なのは、これらの案件に全力で取り組むこと。懸命に仕事に取り組んだその先には、一回りも二回りも成長した自分自身に出会えるはずです。

会計・税務のプロとして日々、知識を吸収していく姿勢は、当たり前に心がけるべきことです。若い税理士の皆さんには、さらに人間性を磨いてほしいですね。これは当社の代表社員がよく言うことですが、自分よりも目上の人との関わりを積極的に持つよう心がけるといいかもしれません。

それこそ、上司とのちょっとした会話の中にも、「一人の人間として成長していくヒント」が隠れているかもしれません。もちろん私も、「私が平成会計社で得てきた知識や経験を少しでも多く伝えたい」という意識をもって部下と接しています。

平成会計社には皆さんの想像を遙かに超える業務領域がありますが、税務だけではなく、会計の知識を求められるシーンが数多くあります。当社は会計士も数多く所属する法人だからこそ得意分野を補いながら成長できますし、この環境を前向きに受け止めていただけたら嬉しいですね。
身構えることなく、「どんな知識を得られるのだろう」「どんな経験ができるのだろう」という期待を持って仕事に取り組んでください。もちろん、何よりも大切なのは、クライアントに向き合う姿勢です。「クライアントに貢献したい」という情熱(パッション)を持った方とぜひ一緒に仕事がしたいですね。お待ちしています。

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