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「2017年度税制改正に関する要望書」を公開――JAF
2016/10/05

JAF(一般社団法人日本自動車連盟)は「自動車税制に関するアンケート調査」を実施し、その集計結果を元に「2017年度税制改正に関する要望書」をまとめた。アンケートは今年7月13日~8月20日までの39日間、18歳以上の自家用乗用車の保有者を対象に、JAFホームページ上でインターネット調査の形式で行われた。調査結果を見ると、「自動車にかかる税金を負担に感じますか?」という問いに対して、98%が「負担に感じる」と回答しており、この結果を元にJAFは、「要望書」の中で自動車税制の抜本的な見直しを求めている。

具体的な要望としては、①過重で不合理な自動車税制の抜本的な見直しによる簡素化と自動車ユーザーの負担軽減の実現、②既に過重な税負担を強いられている自動車ユーザーに更なる負担を求めることは断固反対、③先進環境対応車(低燃費車等)と先進安全自動車(ASV技術の導入車)に対する優遇措置の強化の3点だ。

編集部からの一言

自動車は所有しているだけで、自動車税(39,500円)と自動車重量税(12,300円)、さらに走行するとガソリン税(53,800円)とその消費税(9,200円)と、年間合計で114,800円の税金がかかる(1,800cc、1.5トン以下の車両でガソリン使用量1,000リットルの場合)。この現状に対して2%を除く大多数の人が「負担」と答えているが、“市民の声”を受けて自動車税が安くなる日はくるのだろうか。

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