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プリンスさんの遺産267億円の半分が税金で徴収される見通し
2016/06/15

4月に急死が伝えられたアメリカの歌手プリンスさん。生前にシングルCDをトータルで1億2千万枚以上売り上げた彼が遺した資産は2億5千万ドル(約267億円)と報じられている。しかし、その遺産の半分近くが税金で徴収される可能性があるそうだ。遺産を管理する弁護士によると、現金以外の財産、レコーディングスタジオや未発表曲などを税金支払い期日までに売却する必要があり、結果、遺産は激減すると発表。

弁護士は早急に売却を進めるために、裁判所にプリンスさんの知的所有権などの権利の迅速な契約交渉を求めているが、プリンスさんの子どもとして名乗りを上げた者たちによる複数の認知裁判で、財産処理が遅れることを避けたがっているという声もある。アメリカは日本と異なり、財産評価基本通達という相続税評価がないため、2009年に死去した歌手マイケル・ジャクソンさんのときも相続が難航した。プリンスさんの巨額遺産の行方やいかに――。

編集部からの一言

プリンスさんは数多くの未発表曲を残して亡くなったと言われている。その数は一説によると、毎年アルバムとしてリリースを続けたとしても何十年もかかるとの声もあるほどだ。これは57歳という若さで亡くなったビッグスターの、類いまれな才能がうかがい知れるエピソードだろう。この膨大な未発表曲を早期に売却しなければならなくなったという今回のニュースだが、発表される日をファンが心待ちにしていることだけは間違いない。

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