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専業主婦から税理士に転職。そんなことって本当にできるの!?
2018/01/12
コラム
専業主婦から税理士に転職。そんなことって本当にできるの!?

「働き方改革」が声高に叫ばれる世の中ですが、労働時間や環境などの働き方を変えようと動いているのは企業だけではありません。個人も動いているのです。

今回は個人のなかでも「女性」に注目して、働き方の変化を追っていきます。

女性の9割がキャリアチェンジに興味あり

エン・ジャパンは正社員勤務を希望する女性向け求人情報サイト『エンウィメンズワーク』上で「キャリアチェンジ」をテーマに女性410人にアンケートをとり、その結果が2017年11月に発表されています。

それによると、「キャリアチェンジ(職種転換)に興味はありますか?」という質問に対して、「いいえ」と回答したのは12%と少数で、「はい」(キャリアチェンジに向けて転職活動中:34%、または、興味はあるがまだ動いていない:54%)が約9割を占めるという結果になりました。

つまり、正社員勤務を希望する女性の多くがキャリアチェンジに興味があるということです。

職種では「経理・財務・会計」に転職したいという人も少なくないようで、その理由としては「一般企業の経理だけでなく、会計事務所や税理士法人など働ける会社の幅が広がる。税理士や会計士など専門職をめざせる」「どの業界にも必ず存在するポジションなので、経験を積めば企業が倒産しても生きていける」といった声が挙がっています。

現在はかつてのような「終身雇用」の時代と違い、個人が努力をして結果を出せば(税理士試験合格などはまさにそうですね)認められ、飛躍のチャンスを掴むことができる時代です。

女性が社会で働くことが当たり前になった現在、多くの女性が「自分にとってベストな職場環境」を探し求めていることがよくわかる結果となりました。

<ココまでのまとめ>
・キャリアチェンジに興味があると、約9割の女性が回答した。
・多くの女性が自分にとってベストな職場環境を探し求めている。

専業主婦からママ税理士になったケース

「キャリアチェンジ」といってもそう簡単にできるものではない――そう思ってしまいがちですが、世の中にはすごい人がいるもので、税務分野の素人だった専業主婦が税理士にキャリアチェンジしたケースが実際にあります。それをご紹介します。

33歳で子どもを産んだAさんは子育てをしながら、専業主婦の日々を楽しんでいました。でも、子どもが1歳になると夜中に起きることもなくなり、自分の時間を確保できるようになったそうです。

それまで家事に子育てにと忙しく毎日を過ごしていたAさんにとって「暇」は何よりも苦痛なことでした。そこで何か資格を取ろうと考えたそうです。調べた結果、行きついたのは「税理士試験に挑戦すること」でした。

Aさんは税務とは無縁の人生を生きてきた人です。ですが、「1科目ずつ合格していけばいいこと」「仕事や育児と勉強を両立させて合格した人が多いこと」を理由にチャレンジすることを決めました。

それから勉強をコツコツと続け、毎年税理士試験に挑戦し、たくさんの「不合格」を経験しながら、1科目ずつクリアしていき、10年後に「税理士」になることができたそうです。

税理士試験合格はAさんの努力の賜物ですが、当然ながら家族の理解と協力があってのものです。ただ、空き時間にコツコツ勉強を続けて、10年かけて税理士の夢をつかんだという話は、多くの女性に希望を届ける事例ではないでしょうか。

<ココまでのまとめ>
・専業主婦で、子育てをしながら空き時間に税理士の勉強をはじめた。
・10年かけて税理士試験に合格。夢のキャリアチェンジを達成した。

K&K 女性税理士の会

現在、Aさんのような「女性税理士」は増加しています。

女性の税理士の組織もあります。たとえば、全国女性税理士連盟。女性では唯一の税務専門家集団で、創立はじつに1958年。会員相互の親睦と研鑽、会員の社会的地位の向上と権益の擁護を目的として設立され、東日本支部が6ブロック、西日本支部が7ブロックと、全国で活動を続けています。

活動の内容は、研究活動や出版活動、講演会・シンポジウム、親睦活動、広報活動など多岐にわたります。興味のある方はホームページがあるので、チェックしてみてください。

ほかにも、税理士法人K&K Japanが運営する「K&K女性税理士の会」というものもあります。K&K Japanは女性有資格者の多い事務所で、かつ現在、税理士をめざして勉強中の女性も多数在籍しているそうです。

K&K Japanでは、仕事の依頼も「女性税理士にお願いしたい」と要望することも可能なのだとか。女性が多いという事務所の特性を活かして、「女性ならではの柔らかさ、親切、丁寧を心がけたサービス」を提供するというのも、ユニークな試みですね。

さて、今回は女性の働き方の変化をテーマにまとめてみました。

今後はさらに女性の社会進出が活発になり、独身女性だけでなく、一度は結婚、子育てで現場を退いた女性が再び社会に戻り、活躍する世の中になっていくでしょう。そのとき、上記の人たちや団体のように、すでに実践して、成功しているケースがあると心強いですよね。

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