マイナビ税理士は皆様のお役に立てる情報をお届けいたします。

マイナビ税理士は皆様のお役に立てる情報をお届けいたします。

30代で「税理士補助」をしながら、「税理士試験合格」をめざす
2017/8/9
コラム
30代で「税理士補助」をしながら、「税理士試験合格」をめざす

税理士試験は合計5科目合格がゴールなので、長期戦になるケースが多いものです。
そのため多くの人が仕事をしながら税理士試験の勉強をしています。
このコラムの読者の中にも、会計事務所や税理士事務所でサポートのスタッフとして働きながら合格をめざしている人も少なくないでしょう。
そこで今回は「税理士補助」の仕事に着目します。税理士補助とはどのような仕事なのでしょうか?

税理士補助とは?

税理士補助とは、税理士のサポートをする仕事です。
税理士には「独占業務」と言われるものがあります。①税務の代理、②税務書類の作成の代理、③税務相談、この3つは税理士の資格を保有しない人は行うことができません。
とはいえ、すべての実務を税理士が行うことになると、事務所の抱える仕事量に対して人手が足りなくなり、税理士は多忙で倒れてしまうかもしれません。そこで「独占業務以外」を行うスタッフが必要になります。それが「税理士補助」の仕事というわけです。
「税理士補助」といっても、事務所によって仕事の内容はさまざまです。資料作成やデータ入力など、税理士事務所には多様な仕事が存在するので、どこまで携わるかは事務所の方針で決まります。

ちなみに、「補助税理士」と「税理士補助」はまったく違います。
よく似た言葉なので混同してしまう人もいますが、補助税理士は税理士の資格を所有しているため、独占業務を行うことができます。ただし、補助税理士制度というものがあり、「自分の事務所をもてない」「顧客から直接依頼を受けて仕事ができない」などの制限があります。
さて、税理士をめざす人が税理士事務所で働くメリットですが、それは「税理士資格保有者の仕事を間近で見て、接することができる」点でしょう。
将来、自分がどのように働くかをイメージできますし、書類作成や顧客との接し方など実地で得た経験は資格取得後にも必ず役に立つはずです。

<ココまでのまとめ>
・税理士補助は税理士の「独占業務」以外の仕事をサポートする人たち。
・税理士補助として働くことで、税理士の仕事に間近で触れることができる。

税理士をめざす人も多数

税理士試験の勉強をしながら「税理士補助」として働いている人はたくさんいます。
ネットで「税理士補助」と入力して調べるだけでも多数の求人があり、「税理士をめざしている方歓迎」「働きながら資格取得も可」「完全週休2日」「残業なし」など、明らかに受験者を念頭に置いているものも少なくありません。
ただ、税理士試験の勉強に理解がある事務所でも「仕事は仕事」なので、疲れて帰宅してから勉強できるかどうかはその人次第です。
税理士補助として働きながら勉強するスタイルについては常に賛否両論があります。

反対の声は、「仕事が大変なので勉強する時間がとれない」「勉強と実務は別物なので、試験合格の近道にはならない」という内容をよく聞きます。これは事実かもしれませんが、30代になると、家を出て、自分で生活費を稼ぎながら勉強するケースが大半だと思います。勉強に専念だけはできないという現実もあるものです。
賛成の声を見ると、「税理士は何事も経験が大切」「勉強だけでは身に付かないものがある」「将来をイメージできる」など、こちらもさまざまです。どちらを信じるかは自分次第ですが、世の中には税理士補助をしながら税理士試験の勉強をして、実際に合格した人が多数いるということは間違いありません。
働きながら勉強しようと考えている税理士の卵の方は「税理士補助」を選択肢の1つとして考えてみてもよいかもしれませんね。

<ココまでのまとめ>
・試験勉強に理解のある「税理士補助」の求人が多数ある。
・税理士補助として働きながら合格をめざす方法には賛否両論ある。

税理士試験に理解のない事務所も……

最後に、「税理士補助」を募集しているからといって、すべての税理士事務所が「試験勉強に理解があるわけではない」ということも頭に入れておいてください。
求人に「税理士補助」とあると、「税理士試験に理解があるんだ」と思ってしまうかもしれませんが、入社してみたところ、試験の勉強がまったくできずにすぐに退職したというケースも聞きます。
これについては「税理士試験に理解のない事務所が悪い」とはいいきれません。合格をめざす人にとっては「半分勉強、半分仕事」とバイト感覚があるかもしれませんが、事務所の経営者や社員にとっては生活がかかっている仕事だからです。
大切なことは、お互いのニーズを事前にすり合わせ、マッチさせることです。

税理士の勉強がしたいと伝えて、「うちは残業が多い」と言われれば、どんなに入りたい事務所でも試験勉強のためには入社しないほうが無難でしょう。
ニーズが合っていないため、お互いに望まない結果を生む可能性が高いです。
面接の際に「税理士をめざしながら働いている人はいるか」「残業はあるか」「土日出勤はあるか」などの確認をしておきましょう。相手に悪いと思って聞かなければ、相手もあなたのニーズがわからず、入社した後に「そんなことは聞いてなかった」と、Lose-Loseの関係になってしまいます。

<ココまでのまとめ>
・「税理士補助」を募集しているすべての事務所が試験勉強に理解があるわけではない。
・事前にお互いのニーズを確認していくことが肝心。]

関連コンテンツ
バックナンバー 一覧
税理士業界コラム 一覧へ
マイナビ税理士を詳しく見る
税理士の転職・求人・募集|マイナビ税理士

TEL:03-5524-5760 平日9:30-20:30|土曜日9:30-17:30(日曜・祝日を除く)

今すぐ転職サポート申し込み

簡単無料

アクセスマップ