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転職がしやすいのは税理士試験(8月)の前? それとも後?
2017/7/28
コラム
転職がしやすいのは税理士試験(8月)の前? それとも後?

税理士試験の本番を目前に控えた現在。試験勉強に大忙しの日々を過ごす「税理士の卵」の方が当コラム読者の中にも多数いらっしゃると思います。
みなさん、追い込みは順調ですか? 体調にだけは気を付けて、ラストスパートをかけましょう!
さて今回は、税理士試験の日程と転職マーケットの関係性に関するお話です。勉強で疲れた休憩時間にでも、ぜひ読んでみてください。

今年の税理士試験は8月8日から!

今年も税理士試験が間もなく始まります。
国税庁のホームページによると、今年の平成29年(第67回)税理士試験の日程は、8月8日(火)から10日(木)。例年通り、3日間のスケジュールで試験が行われ、詳細のスケジュールは下記のようになっています。

◆8月8日(火)
 午前9時~11時  簿記論
 12時30分~14時30分 財務諸表論
 15時30分~17時30分 消費税法又は酒税法

◆8月9日(水)
  9時~11時 法人税法
 12時~14時 相続税法
 15時~17時 所得税法

◆8月10日(木)
  9時~11時 固定資産税
 12時~14時 国税徴収法
 15時~17時 住民税又は事業税

受験する科目の日時を間違えないように必ず直前にも確認するようにしましょう。合格発表は12月15日(金)に実施される予定です。
さて、本題の「税理士試験日と転職マーケットの関係性」に入る前に、税理士試験のオススメのラストスパート方法をいくつか紹介するので、参考にしてみてください。

<改正項目をチェック>
改正項目が試験に出題されることは少なくありません。
さらに、改正項目は改正されたばかりで実例が多くないため、「比較的、簡単な問題が出る」傾向があります。
つまり、押さえておくのと、おかないのでは、大きな差が生まれる可能性があるということ。直前の時期に必ずチェックしておくべきポイントの1つです。

<試験会場まで行ってみる>
できれば会場には一度、足を運んでおきましょう。その理由は、当日のプランを具体的にイメージすることができて「心が落ち着くから」です。
どんな場所なのかイメージできないと不安になりますし、当日場所がわからずに道に迷い、パニック状態で試験に臨む……なんて最悪の事態も招きかねません。
一生懸命勉強したことを全てはき出すためには、「事前の徹底した準備」が不可欠です。

<ココまでのまとめ>
・平成29年(第67回)税理士試験が8月8日~10日に実施される。
・ラストスパートのこの時期にやりたいことは「改正項目のチェック」と「試験会場に行ってみる」こと。

転職市場が活発になるのは、試験前?後?

税理士試験が行われる8月は、以前から「税理士の転職市場が活況になるシーズン」と言われています。
採用する側の税理士事務所や会計事務所は税理士試験実施直後、つまり8月中旬から採用を本格化するケースが多いため、この時期は転職セミナーなども盛んに開催されます。
試験が終わって落ち着いたところで、本気を出してはじめましょう……という流れが「これまでは」一般的でした。
しかし、現在、その“常識”が崩れつつあります。

8月に転職情報が多数出るのは今もかわりませんが、採用する側は「8月が採用ピークで、他は力を入れていない」というわけではなくなっているのです。
その背景にあるのは「人材不足」です。現在、税理士事務所や会計士事務所は慢性的に人手が足りない状況のため、年間のシーズンを問わず、採用活動を行っているところも少なくありません。
いわゆる「売り手市場」です。
以前は税理士試験の5科目合格者のみを採用していたところも、1科目だけ合格している人も採用対象にするなど、昔と比べて採用のハードルは確実に下がっていると言えるでしょう。

つまり!
転職を考える税理士、および税理士の卵の方も、「採用活動が活発になる8月になれば動けばいい」ではなく、良い求人情報を知り、動くためには、年間を通してアンテナを張り、フットワーク軽く動くことが求められているのが現代なのです。

<ココまでのまとめ>
・税理士試験終了後の8月中旬に転職市場に活発になるのは変わらないが、以前と比べて、年間を通しての採用活動が増えている。
・良い求人情報を得るためにはピークの8月だけでなく、年間を通した活動が大事。

事前の準備で理想の転職先を見つける

転職を考える方にとって「売り手市場」は「採用されやすいのでうれしい状況」です。
これは間違いのない事実なのですが、あえて冷静な視点から指摘すると、「採用されやすい時期だからこそ深く考えることが求められている」と言えます。
売り手市場の現在は、「求人情報が出てるから」と、何となく採用試験を受けた税理士事務所から内定を得られる可能性が増えるということです。
ここで転職を決めれば、転職にかける労力を省くことができるのでメリットはあるでしょう。
ただ、「採用されやすい」=「理想の転職先が見つかる」ではありません。残念ながら。
特に面倒くさがりの人は要注意です。適当に受けた事務所に入社しても、自分とやりたかった仕事と違うとすぐに辞めてしまう人が実際にたくさんいます。でも、そんな人の話を聞くと、「事前にちゃんと調べていれば防げたこと」も少なくありません。

このようなミスマッチは、採用する側も、される側にもマイナスしか生みません。
事前の準備をしっかりして、売り手市場の現代を「転職活動の手間が省ける」ではなく、「理想の転職先が見つかる」時代に変えてください。
のためには、転職先でどんな仕事がしたいのか、5年後または10年後にどのような税理士になりたいのか、などキャリアマップを明確に描くことが重要です。ぜひ、ワクワクしながらキャリアマップを考えましょう。そうすれば、現在は転職を考える人にとってポジティブな時代になるはずです。

<ココまでのまとめ>
・売り手市場の現在は、採用されやすいメリットがある半面、「ミスマッチを生みやすい」というデメリットもある。
・ミスマッチを防ぐためには、転職活動前に明確なキャリアマップを描くことが重要。

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